『セメントの記憶』ジアード・クルスーム監督来日イベント(3/21)

3月23日(土)からの『セメントの記憶』公開を前に、ジアード・クルスーム監督が初来日され、前作『The Immortal Sergeant/不死身の軍曹』の上映会&トークイベントが開催されます。

【開催日】
3月21日(木・祝)
※PEATIXにて優先券を予約した方から先に入場。
予約方法などは、https://www.facebook.com/events/2245479125528587/ で!


【会場】

筑波大学東京キャンパス 120講義室  
住所:〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1

【プログラム・スケジュール】

開場:15:00〜
映画上映:15:30〜(72分)*上映後トイレ休憩
トーク:16:45〜

【トークゲスト】
○ジアード・クルスーム(『セメントの記憶』監督)
○松原康介(筑波大学)
○青山弘之(東京外国語大学 総合国際学研究院国際社会部門)
※その他調整中
※モデレーター・有田浩介(サニーフィルム/『セメントの記憶』配給)

【『The Immortal Sergeant』ジアード・クルスーム監督作品】
2013年/シリア・レバノン/72分/ドキュメンタリー/英語字幕

“2011年、私の徴兵は終わったはずだった———しかし祖国で革命運動が始まり私は軍曹へと昇格してしまった。私の仕事は15年間映画を上映していないバースィル・アサド劇場の運営だった。軍での仕事が終わると、私は小さなカメラを持ち友人のモハメド・マラスの映画の撮影現場に足を運び、彼のスタッフの多くの反体制派にカメラを向けた。彼らの家は破壊され、多くの仲間は殺され、国を追われた者も多くいる。撮影が終わると私は家に帰り、祖国で起きている破壊と暴力についてのニュースを見つめる。無力だ。日は再び昇り、私は軍服を着て新しい1日を始めるために出かける”。

シリア人映画監督であるモハメド・マラスの協力のもとジアード・クルスームが完成させた初の長編ドキュメンタリー。映画は、当時ジアード・クルスームが徴兵制によって仕えていたシリア政府軍管理施設の内部と、勤務後に参加していた反体制派の活動家たちが働いていた映画撮影現場の様子を記録しています。二重生活を送り、統合失調病に苦しんでいたジアード・クルスームは、映画で内省的に語り、ラストあるメッセージを残す。

【登壇者プロフィール】
ジアード・クルスーム (Ziad Kalthoum)
1981年シリア・ホムス生まれ。現在ベルリン在住。2009年にクルド人女性グループを追った短編ドキュメンタリー『OH MY HEART』は製作するがシリア国内の上映が禁止される。2010年に政府軍に徴兵され、2011年、アラブの春がシリアに飛び火し首都ダマスクスで平和でもが行われた。デモ鎮圧のために派兵されたダマスクスで市民が兵士に殺されるのを目撃する。2012年、内戦が激化していくなか、兵士として『The Immortal Sergeant』を製作し始める。本作品は2014年ロカルノ国際映画祭でプレミア上映され、BBCが主催するアラビック映画祭2015で最優秀賞を受賞する。2013年、政府軍を抜けベイルートへ亡命し『セメントの記憶』の製作を開始する。2017年に完成した本作品は世界60カ国100以上の映画祭で上映され、ヨーロッパ映画賞、ドイツ映画賞、インディペンデントスピリット賞、アジア太平洋映画賞など世界の栄えある映画賞にセレクトされる。

松原康介(まつばら こうすけ)
1973年神奈川生まれ。筑波大学システム情報系社会工学域・国際総合学類准教授、地中海・北アフリカ研究センター兼任准教授。専門は都市計画史。近著に『地中海を旅する62章 歴史と文化の都市探訪』(明石書店、2019年)。2006-07年アレッポ大学学術交流日本センター研究員、2009-12年JICAダマスカス都市計画プロジェクト専門家。映画『セメントの記憶』パンフレットの執筆に参画。

青山弘之(あおやま ひろゆき)
東京外国語大学 総合国際学研究院国際社会部門
1968年東京生まれ。東京外国語大学教授。東京外国語大学卒。一橋大学大学院修了。1995~97年、99~2001年までシリアのダマスカス・フランス・アラブ研究所(IFPO、旧IFEAD)に所属。JETROアジア経済研究所研究員(1997~2008年)を経て現職。専門は現代東アラブ地域の政治、思想、歴史。編著書に『シリア情勢:終わらない人道危機(岩波新書)』(岩波書店、2017年)、『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(岩波書店、2014年)などがある。ウェブサイト「シリア・アラブの春顛末記」(http://syriaarabspring.info/)を運営。

有田浩介(ありた こうすけ)
映画配給会社サニーフィルムの代表。世界のドキュメンタリーを買い付けて国内配給をしています。


『セメントの記憶』については、こちらで!




『この地にわが墓所あり』――レバノン内戦の記憶と証言@東京大学東洋文化研究所(2/8)

中東映画研究会より、久しぶりにご案内をいただきました。
レバノン生まれのレーン・ミトリー監督も来日し、上映と共にシンポジウムが行われます。
どなたでも参加できます。直接、会場にお出かけください。 (景山咲子)


シンポジウム:アジアを知る
『この地にわが墓所あり』――レバノン内戦の記憶と証言

Symposium: Knowing Asia
In this land lay graves of mine: Memories and Testimonies of The
Lebanese Civil War

主旨:
 戦争や戦時暴力の記憶にいかに向き合うかは、現代において重要な問題の一つです。内戦下など、誰もが、時には顔見知りの関係であっても、被害者や加害者になることもあります。
 本シンポジウムでは、戦争や戦時暴力の問題と向き合うため、そして、今まさに内戦下にあるシリアの将来を考えるために、その隣国のレバノンに目を向けます。レバノン内戦の終結後四半世紀を経て、その記憶がいかに語られているのかを、証言映像とともに見ていきたいと思います。

日時/Date
2019年2月8日(金)17:30-20:30(17時開場)
Friday, February 8th, 5:30 pm- 8:30 pm

会場/Venue
東京大学東洋文化研究所3階大会議室
Main Conference Room, 3rd floor, Institute for Advanced Studies on Asia,
The University of Tokyo

プログラム
司会:ケイワン・アブドリ(神奈川大学)
17:30 開会の言葉(後藤絵美 東京大学)
17:40 解説(黒木英充 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
18:00 ドキュメンタリー映画「In This Land Lay Graves of Mine」上映開始
(110分、Reine Mitri監督作品、、アラビア語音声、英語字幕)
19:50 休憩
20:00 レーン・ミトリー監督を迎えて
20:30 閉会の言葉(長沢栄治 東京大学)

監督紹介
レーン・ミトリー Reine Mitri
レバノン生まれの映画監督・プロデューサー・文筆家。レバノン、特にベイルートの社会変化に注目しつつ、人々の記憶を問う映画を製作している。今回の上映作品のほかに、Lost Paradise (2017)、Vulnerable (2009)、The sound of footsteps on the pavement (2004)などのドキュメンタリー作品がある。

上映作品紹介
In this land lay graves of mine
(2014, Lebanon, France, Qatar, UAE) 110 min.
レバノン内戦(1975ー90年)のなかで、虐殺と強制移住は、キリスト教徒・ムスリム、レバノン人・パレスチナ人を問わず多くの人に降りかかった。様々な立場の内戦経験者の証言と記憶をもとに、今日もなお人々が不安にとらわれ、人口移動と土地所有の問題が宗派主義的に語られる現実と、そこで抱える人々の苦悩を描き出す。

主催:
科研費基盤研究(B)
シリア内戦の比較研究―レバノン・旧ユーゴスラビアの内戦と戦後和解(代表:東京外国語大学・黒木英充)
科研費基盤研究(A)
イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究(代表:東京大学・長沢栄治)
東京大学 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク

共催:

中東映画研究会
東京大学 東洋文化研究所・班研究「中東の社会変容と思想運動」
東文研東洋学研究情報センター・セミナー

詳細はこちらをご覧ください
https://asnet-utokyo.jp/studies/event/5003

『ベアテの贈りもの』(2004年)上映と赤松良子さん(元文部大臣)講演 上越市柿崎にて

9月のあいち国際女性映画祭に行った時知り合った、新潟県上越市柿崎で映画上映会を続けている小出優子さんから、「11月10日に『ベアテの贈りもの』の上映と赤松良子さん(元文部大臣)による「男女平等はどこまで進んだか」の講演、国際女性の地位協会による出前講座があります」と連絡が来たので、お知らせを下記に記します。宿泊交流会もあるそうです。連絡は小出さんまで(下記に連絡先あります)。

このイベントのチラシ表  

チラシ裏

赤松良子さんが国際女性の地位協会と、上越にやってくる!

男女平等はどこまで進んだか
~女性差別撤廃条約から考える~
男女共同参画の推進で安心安全な地域づくり! いま、学び直す 男女平等。


11/10(土)13:30(開場13時)
会場:柿崎コミュニティプラザ4階
〒949-3216 新潟県上越市柿崎区柿崎6405 柿崎区総合事務所
☎025-536-2211
JR柿崎駅より500m 徒歩8分
参加費:1,000円
定 員:60人(申込が必要です)

(13:00開場) 受付
(開会までの間、「柿崎紹介ビデオ」の上映)
13:30 開会・主催者あいさつ
13:35『ベアテの贈りもの』上映
 「私は女性の幸福を憲法に書いた。女性が幸福にならなければ、世界は平和にならない」とベアテさん。
ベアテの贈りもの.jpg

15:20 赤松良子さん講演
この映画の企画者のひとり、赤松良子さんよりベアテさんとの思い出や映画制作の経緯,二つの均等法などを縦横に語って頂きます。

15:55 国際女性の地位協会出前講座
男女平等はどこまで進んだか ~女性差別撤廃条約から考える~
山下泰子会長・会員によるリレートーク&質疑応答
17:00 閉会

●赤松良子さんプロフィール:1929年大阪府生まれ。1950年津田塾専門学校英文学科卒業。1953年東京大学法学部卒業、同年、労働省に入省。1979年国連日本政府代表部公使に就任、女子差別撤廃条約に賛成の投票を行う。1982年労働省婦人少年局長に就任、男女雇用機会均等法の立案に当たる。1984年労働省婦人局初代局長に就任。1986~89年駐ウルグアイ大使。1989年~女性職業財団会長。国際女性の地位協会会長、文京女子大学教授などの職を務める。1993~94年細川、羽田内閣で文部大臣に就任。1997年国際女性の地位協会10周年を記念して「赤松良子賞」を設立。1999年政治の分野への進出をめざす女性を支援するネットワーク、WIN WIN設立、代表に。2008年より日本ユニセフ協会会長。女性の政治参画拡大を目指す市民団体「Qの会」代表。

●国際女性の地位協会 … 女性差別撤廃条約の研究・普及を通じて、女性の地位向上を図る団体です。1987年設立。現会長は3代目の山下泰子さん。

★申込問合せ先
かきざきコンシェルジュ生活学校 電話090-6620-2419(小出)
上越市男女共同参画推進センター 電話025-527-3624 / FAX025-522-8240
上越市柿崎区総合事務所 電話025-536-2211 / FAX025-536-2227

◎主催: かきざきコンシェルジュ生活学校、 びざびあっとりんく、 柿崎わいわいしゃべろう会
◎共催: 上越市、 国際女性の地位協会 ◎後援: 国際ソロプチミスト上越、 朝日新聞新潟総局、
株式会社上越タイムス社、 JCV上越ケーブルビジョン ◎協力: 柿崎シネマ倶楽部

『ベアテの贈りもの』 (2004年・92分)
監督:藤原智子さん
企画:赤松良子さん、岩田貴美枝さん、落合良さん

シネマジャーナルでは、2004年の東京国際女性映画祭のゲストで来日したベアテ・シロタ・ゴードンさんにインタビューしました。また、2005年公開前に藤田智子監督にもインタビューしています。
その記事をぜひごらんください。
シネマジャーナルHP 特別記事『ベアテの贈りもの』
http://www.cinemajournal.net/special/2005/beate/

Tokyo Docs2018上映会

tokyo docs.jpg

日本やアジアの映像制作者によるドキュメンタリー企画の国際共同製作成立を支援促進する場として2011年に始まった国際イベント「Tokyo Docs」。この度、認知向上とドキュメンタリーを愛する人たちの裾野を広げる目的で上映会が開催されます。

日程:11月3日(土)・4日(日)
*両日共に11:00~16:30まで、会場への出入り自由

場所:日比谷図書文化館コンベンションホール
(千代田区日比谷公園1-4)

入場料:1,500円

*詳細はTokyo Docs公式HPをご覧ください。http://tokyodocs.jp/


★タイムスケジュール★

■11月3日(土) Tokyo Docsが生んだドキュメンタリスト三宅響子特集
『波のむこう~浪江町の邦子おばさん~』『Brakeless ~JR福知山線脱線事故~』『Tokyo Idols』+三宅響子監督によるトークイベント(スカイプ)

10:30 開場
11:00 『波のむこう~浪江町の邦子おばさん~』
12:30 トークイベント/三宅響子(監督)×浜野高宏(プロデューサー)
13:00 『Brakeless ~JR福知山線脱線事故~』
14:30 『Tokyo Idols』
16:00 トークイベント/三宅響子(監督)×田嶋敦(Tokyo Docs実行委員)
16:30 終了予定

■11月4日(日)アジアの名作ドキュメンタリーを知る
『アクト・オブ・キリング』『東京クルド/TOKYO KURDS』『青年★趙』
+趙昶通(主人公)×秋山珠子(字幕翻訳者)によるトークイベント

10:30 開場
11:00 『東京クルド/TOKYO KURDS』
11:30 『アクト・オブ・キリング』
14:20 趙昶通によるご挨拶(『青年★趙』主人公)
14:30 『青年★趙』
16:00 トークイベント/趙昶通(主人公)×秋山珠子(字幕翻訳者)
16:30 終了予定

*トークイベント内容は予告なく変更になる場合がございます、予めご了承ください。





「日本映画研究会」発足のお知らせ&イベント

*直前のご案内になってしまいました(千)

「日本映画研究会」発足のお知らせ

『ラプラスの魔女』『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』『十三人の刺客』等
多くの映画作品プロデューサーの 前田茂司氏が発起人代表を務める

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この度、日本映画業界の人材不足解消と業界活性化の為に人材育成を主たる目的として
「日本映画研究会」を発足する運びとなりました。
昨今の報道でもあるように「働き方改革」の潮流が強まり労働環境の変化に伴い、
今後ますます人材の確保が重要視されます。
映画産業への就労人口は枯渇し、映画づくりの現場は特に人材が定着しづらい状況にあります。
私たち日本映画研究会は発起人らの豊富な経験・人脈を基に安定的に人材の発掘、供給が出来る環境を整えました。
これにより映画制作のさまざまな現場への人材紹介が可能になります。


日本映画研究会の大きな特徴としては「企画書やシナリオの作り方」「映画の作り方」
「映画の売り方」などの映画制作における様々な事を、発起人らの強力なコネクションを使い
現在も第一線で活躍している映画人を講師に迎える実践型ワークショップを定期的に開催し、
また発起人らの協力により制作会社直結の環境となる為、ワークショップを受けながら実際の撮影現場に
インターンではなく一人のスタッフとして、作品作りに参加可能な事です。
全ては発起人らの日本映画業界をもっと活性化させたいという強い想いから始まっています。
その発起人代表に、有限会社楽映舎代表取締役 前田茂司氏。
他に発起人として日本を代表するクリエイターたちが名を連ねています。

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<日本映画研究会発起人一覧(敬称略)>
前田茂司(プロデューサー)
遠藤茂行(プロデューサー)
坂美佐子(プロデューサー)
新山賢治(プロデューサー)
柿崎ゆうじ(監督/プロデューサー)
古谷謙一(プロデューサー)
熊澤尚人(映画監督)
下山天(映画監督)
江良至(シナリオライター)
中村雅(シナリオライター)
遠藤浩二(音楽監督)
山本英夫(撮影監督)
中村淳(録音技師)
清水剛(美術監督)
柴崎憲治(音響効果技師)
杉野剛(キャスティングプロデューサー)
篠 友子 (宣伝プロデューサー)

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このワークショップの第一回目を9月29(土)に開催する事となりました。
講師には日本映画研究会発起人代表でもあるプロデューサー前田茂司氏、監督柿崎ゆうじ氏、
シナリオライターの江良至氏を迎えて、企画の作り方や映画の作り方、売り方、
シナリオの作り方などを学んで頂く1DAYワークショップとなります。

詳細は日本映画研究会ホームページをご覧ください。
http://japan-cinemalab.jp


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【お問い合わせ先】
日本映画研究会事務局・担当 下瀬(しもせ)
<Mail> jcl-office@japan-cinemalab.jp