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『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』香港
これぞ香港アクション映画! ごちゃごちゃした九龍城砦の中を縦横無尽に動き回るカメラワークの見事さよ。友情と義理人情とが交錯する男たちの世界にすっかり魅了されてしまう。すえた臭いさえ伝わってきそうな美術も実に素晴らしい。
『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』日本
テレビシリーズからずっと夢中になって観ていたドラマが、めちゃくちゃスケールアップ。この手のスケールアップは、ともすればそれまでのドラマの世界をぶちこわしかねないのだけれど、本作ではみごとに成功している。「ああっ、もうダメだあ!」という危機が訪れるたびに、すっと助けの手が伸びるお約束の展開も実に心地よい。次作がいまから楽しみでならない。
『国宝』日本
この作品については、自分がいまさらあれこれ言うこともないでしょう。主役ふたりの熱演と、映像の素晴らしさに圧倒された。
『スーパーマン』アメリカ
マーベルやDCのスーパーヒーロー&ヒロイン映画にはまったく興味がないのだけれど、本作だけは別。なにせ、ジェームズ・ガンが監督しているのだから。まさか、『スーパーマン』を観てこんなに笑うとは思いもしなかった。アメリカのスーパーヒーロー映画に辟易している人も、本作だけは観ておいて損はないです。
『鬼才之道~冥界タレント協会~』台湾
笑ったと言えば、これもはずせません。霊界を舞台に、どっちが人間をより怖がらせることができるかという勝負を幽霊が繰り広げるという爆笑コメディ。対立するチームが、人間を怖がらせるための必殺技を次々と繰り出すさまは、あたかも幽霊スポコンドラマ。主人公の幽霊を、『赤い糸 輪廻のひみつ』『僕と幽霊が家族になった件』などの王淨(ワン・ジン)が演じているというのも、自分的には大いなる高評価要因でありました。
Netflixで観てしまったので『鬼才之道~冥界タレント協会~』というタイトルを採用しておりますが、劇場公開版のタイトルは『鬼才の道』。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』アメリカ
こちらはNetflixオリジナル作品。アメリカ制作ではあるけれど、K-POPミュージックを全面的に取り入れた韓国テイスト溢れるアニメ映画。なんともいわく言い難い中毒性のあるアニメで、何度でも観ることができる。なんなら、日本語吹き替え版で観て、韓国語吹き替え版で観て……と、言語を変えて楽しむことすらできてしまう。さらには、ミュージックシーンだけを集めたバージョンの配信もあるし、YouTubeには各国のミュージシャンやら素人さんやらが歌っている動画も山ほどあるので、いつまでもこの映画の世界に浸っていることができてしまう。この作品の中毒性は実にやばい。
『密輸1970』韓国
昭和歌謡を思わせる歌謡曲が全編に流れ、昔の日活アクション映画とか、新東宝アクション映画を想起させる雰囲気が横溢している韓国の痛快アクション映画。海女さんたちが主人公のアクション映画というだけで、なんともいかがわしい感じがして実にいい。現時点でのリュ・スンワン監督の最高傑作ではないだろうか。
『Hello, Love, Again』フィリピン
このあたりで、日本未公開のフィリピン映画も1本入れておきましょう。
香港で出会ったフィリピン人の男女の出会いから別れまでを感動的に描いて、2019年に記録的な大ヒットを飛ばした名作『Hello, Love, Goodbye』の続篇。2024年に公開された本作は、またしても過去のフィリピン映画の興収記録を大きく塗り替える大ヒットを飛ばし、社会現象ともなった。フィリピン人が好む恋愛映画の要素をすべて詰め込んだような作品で、なるほどフィリピンで大ヒットするわけだと強く強く納得してしまう。ヒロインを演じているキャスリン・ベルナルドが実にいいのだ。
『Uninvited』フィリピン
日本未公開のフィリピン映画をもう1本。娘の復讐のために億万長者の誕生パーティに招待客として潜り込んだ主人公が、人物関係が激しく入り乱れるパーティの様子を冷静に観察しながら、復讐のタイミングを虎視眈々と狙うというサスペンス映画。映像、演出に緩み淀みがなく、緊迫感あふれる場面が続く。とりわけ圧巻なのが、フィリピン映画界の伝説的な女優であるヴィルマ・サントスと、アイドル出身のナディーン・ルストレが対峙するクライマックスで、新旧を代表する女優の互いに一歩も引かぬ名演技に鳥肌が立ってしまう。
といったところで、あと1本で10本になるのだけれど、どれを選ぶべきなのかとうとう決断がつかなかった。『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』『モンテ・クリスト伯』『ポライト・ソサエティ』『熱烈』『犯罪都市 PUNISHMENT』『ベスト・キッド レジェンズ』を同率10位ということにさせてください。
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