昨年、劇場で観た映画の中から新作・旧作に関係なく選んでみました。
日本映画ベスト10
1. Page 30
(声だけの出演のひとりを除く)4人の女優たちが、芝居の稽古(四日間だったかな?)と本番をするだけの話。ただ、配役がどうなるかは公演当日までわからないという設定(他にもいろいろ設定があるがそれは内緒)。先が読めない映画でとても面白かった。最初は唐田えりかさんがすごいと思ったけれど、MAAKIII さんの変化に驚きました。
2. 爆弾
謎の男スズキタゴサクを演じた佐藤二朗さんに、引き込まれました。ぼくまで《喰われて》しまいそうでした。
3. 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』の大九明子監督の作品。二度ある長台詞の場面でぼろぼろ泣いてしまいました。さすがです。
4. 秒速5センチメートル(実写版)
色んなタイプの女優さんたちが皆魅力的でした。中学校時代の《約束》を守る男と、守らない女の違いがなかなかいいです。すれ違いもいいな。
5. 平場の月
この作品の原作はすでに何度も読んでいたので、映画を楽しみにしていました。須藤は想像していたよりかなり美人でした。でもぶっきらぼうなしゃべり方をうまくつかっておられて、よかったと思います。大腸がんのことをかなり突っ込んで描いていたのもよかった。
6. 宝島
戦後の沖縄を描いた貴重な作品だと思います。1回みただけでは話をよく理解できなかったので2回観ました。それでなるほど……と思うところが何か所かありました。
7. リライト
タイムトラベルもの。最初の印象よりずっとややこしい話の展開に驚いたり、あきれたりしました。なかなかついていけませんでした。でもあまりにもすごいギャグのような展開に感心しました。
8. 遠い山なみの光
観客をだます《嘘》が許せない人があるかもしれませんが、全体としては語り手が自分自身に嘘をついているのだと思うと、その悲しさがしみてきます。ただ、自殺した娘のことが結局よくわからないのが物足りなく感じました。
9. 夏の砂の上
観ていてなかなかしんどい映画ですし、決して主人公の状況はよくならないのです。ですが、見終わった時は、おだやかな気持になれました。
10. 奇麗な、悪
瀧内公美さんの一人芝居です。観終わっていささか呆然としたのですが、あとで公式サイトをみて、もっと呆然としてしまいました。ひとり芝居を何度も演じさせて、それらを編集して作ったのですね。すごいことを、しますね。
外国映画ベスト10
1. かたつむりのメモワール
仲良しの双子グレースとギルバートは親を亡くし、オーストラリアの東と西の家庭の里子となり、生き別れになり、どちらも酷い生活をしいられます。今年観た映画の中で一番泣いた映画でした。辛い場面でも泣きましたが、幸せな場面でもグスグスに泣いてしまいました。特にピンキーのグレースへのメッセージがすごく心にしみました。先日、予約していたDVDが届いて、再度、楽しみました。
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2. けものがいる
とても不思議な映画で、面白かったです。レア・セドゥがとてもチャーミング。大好きです。
3. DREAMS(オスロ3部作)
女性教師に恋した少女が手記を書きます。それを祖母に見せ、祖母はそれを娘(少女の母親)に見せます。さらに手記は出版社の編集者にも渡り、出版の話が進みます……。
出版のことよりも、少女の恋の行方が気になりました。想定外のエンディングで幸せな気持ちになりました。
4. LOVE(オスロ3部作)
女性医師マリアンヌと男性看護師トールのそれぞれが新しいいくつかの出会いを持つ話。胸がときめきます。これもとても気持ちのよい話でした。
5. スイート・イースト 不思議の国のリリアン
修学旅行の途中とんだ事件に遭遇し不思議な世界を旅してゆく少女リリアンの話。いつも誰かが助けてくれます。でも彼女のかかわった人はろくでもない目にあってしまいます。とっても奇妙な映画です。奇想天外な展開を楽しみました。
6. ハイパーボリア人
ヒトラーの信奉者であった男の人生を振り返る映画に主演する女性のとても恐ろしい体験を描いた気持ちの悪い映画。
7. SEX(オスロ3部作)
煙突掃除人であるふたりの男性の話。一人は男性と性体験をもち、ある種の感動を受け、妻にそのことを告白しトラブルがおきます。もうひとりは教会の合唱隊員なのですが、ある晩、デビッド・ボウイに見つめられる夢をみて、声がおかしくなってしまい、医者やカウンセラーに相談します。ロマンチックではないので他の2作品より下げています。でも、登場人物たちの会話はとても面白いです。
8. 愛はステロイド
父親のトレーニングジムで働く若い女性ルーと野心家のボディビルダーのジャッキーの話。ルーに片思いするベッキーという変わった女性がかかわってきてとても面倒なことが起きます。これもちょっと想像を超えた激しい展開でおののきました。
9. 私たちが光と想うすべて
同じ病院で働く3人の女性たちの話。前半は雨ばかりふる中での憂鬱になるような話。後半は場所と雰囲気ががらりと変わります。問題が解決したわけではないけれど、とても気持ちのよくなる映画でした。
10. ガール・ウィズ・ニードル
とってもグロテスクで悲惨でおぞましい話。すごい映画でした。
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