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昨年観た映画から好きな作品を順不同でピックアップしてみます。
『ミス・シャンプー』
東京国際映画祭で観た台湾映画。徹頭徹尾楽しくって大笑いした映画でした。昨年観た映画のベストワンでした。Netflixでの配信も始まっていますので、ぜひご覧下さい。なお、絶対にエンドクレジットの最後の最後まで観てくださいね。
『赤い糸 輪廻のひみつ』
『ミス・シャンプー』でギデンズ・コー監督の作品に惚れ込んだら、ジャストタイミングで公開されました。冥界を巻き込んだ主人公のピュア過ぎる恋愛感情に、泣いて笑って、心を揺さぶられる作品でした。
こうなると当然のように『あの頃、君を追いかけた』を観たくなるのですが、残念ながらいまは観るすべが見つかりません。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
冒険活劇もここまで徹底してくれればなんの文句がありましょうか。続篇が楽しみ。この直前に観た『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』がすっかりかすんでしまいました。
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
これまたアクション演出が素晴らしく、たっぷりと楽しませてくれました。ドニー・イェンが実に素晴らしい。しかし、ジョン・ウィック、体力ありすぎ(笑)
『リボルバーリリー』
『ICHI』を観たときから綾瀬はるかのアクションのかっこよさに惚れ込んでいたのですが、本作では久しぶりに綾瀬はるかのアクションを堪能することができました。シシド・カフカのかっこよさもまさに眼福でありました。
『ゴジラ-1.0』
ハリウッド版ゴジラのダメさ加減にさすがにうんざりして、『シン・ゴジラ』も「自分が観たい『ゴジラ』はこれじゃない」とガッカリしていたのですが、本作で「これが観たかったんだよ!」と快哉を叫んでしまいました。突っ込みどころは数々あれど、「怖いゴジラ」の復活は嬉しいかぎり。
『漁師』
東京国際映画祭で上映されたフィリピン映画。『マニャニータ』を観た時に、「ラヴ・ディアス監督の影響が露骨で、ポール・ソリアノ監督が撮るべき作品はこれじゃないだろう」とガッカリしていたのですが、あれは本作に至るための経過点だったのだなと納得させられました。リアルな映像でありながら、なにやら神話を思わせる世界を構築してみせた本作で、ポール・ソリアノ監督は新しいステージに移行したなと確信したものです。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
孫を連れて観に行ったのですが、小さい子どもから大人まで、誰が観ても楽しめる映画でした。これだけ楽しめる映画を観せてくれて「ありがとう」という気持ちです。
『盲剣楼』
むかしむかし、ジェット・リー主演の『D&D 完全黙秘』『新・少林寺伝説』に出ていたシェー・ミャオという小生意気な顔をしたガキが、いつの間にか大人のアクション俳優になっていたのでその主演作を追いかけて観ていたのですが、どれもこれもいまひとつな作品ばかり。ところが、ようやく「これ!」という作品に出会いました。座頭市をベースにした作品なのですが、アクションが素晴らしいだけではなく、映像もやたらと凝っていて、なかなかの拾いものでした。
もう1本「これ!」という作品がなかったので、この9本とさせてください。なお、公開年に遅れて観た作品とか、久しぶりに見返した古い作品では、『すてきな片想い』『The Wich/魔女』『地獄の花園』『FALL/フォール』『エスター』『キャビン』『シャドウ・イン・クラウド』『嵐を呼ぶ男』のタイトルをあげておきます。
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