TUFS Cinema バルカン半島映画特集 『いつか、どこかで』、『どこでもない、ここしかない』(2作同時上映) (12/17)
東京外国語大学TUFS Cinema
バルカン半島映画特集『いつか、どこかで』、『どこでもない、ここしかない』(2作同時上映)
https://www.tufs.ac.jp/event/2023/231217_c01.html
日時:2023年12月17日(日)13:00開映(12:40開場、17:30終了予定 )
会場 東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
(東京都府中市朝日町3-11-1、西武多摩川線「多磨」 駅下車 徒歩5分)
https://wp.tufs.ac.jp/tufscinema/contact/
プログラム
映画『いつか、どこかで』 本編上映(81分)
ミニトーク(20分): リム カーワイ[本作品監督]、アデラ ソー[俳優]
映画『どこでもない、ここしかない』(90分)
上映後トーク(50分):リム カーワイ[本作品監督]、鈴木 健太[神田外語大学講師]
司会:倉田 明子
★入場無料、事前登録制(先着500名)、一般公開
事前登録フォーム
https://sanda.tufs.ac.jp/event/tc231217form/
*会場での参加登録も可能(満席の場合、事前登録者を優先)
作品紹介
『どこでもない、ここしかない』 原題 No Where, Now Here
監督・編集 リム・カーワイ
出演 フェルディ・ルッビジ、ヌーダン・ルッビジ、ダン、アンニャ・キルミッスイ、アウグストゥス・クルースニック
製作・配給 Cinema Drifters
2018年/スロベニア・マケドニア・マレーシア・日本/90分/スロベニア語・マケドニア語/日本語字幕
『いつか、どこかで』原題 Somewhen, Somewhere
プロデューサー・監督・脚本・編集 リム・カーワイ
出演 アデラ・ソー(蘇嘉慧)、カタリナ・ニンコヴ、ピーター・シリカ、ホスニー・チャーニー、 マティ・ミロサヴリェヴィッチ
配給・宣伝 Cinema drifters
2019年/日本・クロアチア・セルビア・モンテネグロ/81分/広東語・セルビア語・クロアチア語/英語・日本語字幕
あらすじ
リム・カーワイ監督がバルカン半島を旅しながら、現地の人びとを交えて即興的に作り上げた異色ドラマ。
『どこでもない、ここしかない』は、スロベニアの首都リュブリャナに暮らすトルコ人夫婦の物語。女癖の悪いフェデルに愛想を尽かして出ていった妻ヌーダンを追いかけ、フェデルはマケドニアの田舎町に向かう。
『いつか、どこかで』は、マカオ人女性アデラがクロアチア、セルビア、モンテネグロを旅する物語。旅を通して、バルカン半島の複雑な歴史に翻弄されながらも前向きに暮らす人々の生活が浮かび上がる。
本作について
今回の上映作品は、マレーシア出身で近年は大阪を拠点に活躍するリム・カーワイ監督による2作品である。リム監督の作品は、確固とした脚本を用意せず、即興的に物語を作り上げてゆく独特のスタイルを持つ。これまで大阪、中国、香港、そして東欧など世界各地を「漂流」しながら映画を制作してきたが、中でも今回のバルカン半島を舞台とした2作品は、監督が旅先で出会った人々を巻き込みながら作り上げた、異色のロードムービー的作品である。そして、何気なく描かれる人々の姿の中に、バルカン半島が抱える複雑な歴史と現在が垣間見える。今冬に第3作『すべて、至るところにある』が公開されるのに合わせ、前2作品を一挙に上映する。
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