★中止のお知らせ★
招聘予定であったイブラーヒーム・サミュエルさんとリーム・ホーリーさんの体調不良により、来日が延期されることになりました。
シリア人作家の講演会と『カーキ色の記憶』上映会のご案内です。
シリアの短編小説家、イブラーヒーム・サミュエルさんと、ジャーナリストのリーム・ホーリーさんをお招きし、大阪大学(9月18日)と早稲田大学(9月23日)にて、両氏の講演会とシリア映画の上映会が開催されます。
★いずれも申込不要・入場無料
◆大阪大学講演会「シリアの短編小説、女性、戦争」
http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3164
【日時】2023年9月18日(月・祝)13:00-17:00
【会場】大阪大学箕面キャンパス・大講義室(1F)
◆早稲田大学講演会「シリアの物語、女性、祖国」
http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3160
【日時】9月23日(土)14:00-18:00(開場13:30)
【会場】早稲田大学 戸山キャンパス 36号館581教室
☆プログラムは、各会場の上記リンク先をご覧ください。
【企画主旨】
シリアでは、半世紀以上にわたる独裁政権の支配とその後の戦争により、何ら未来への展望がみえません。しかし、その内側では、作家やジャーナリストなどが自由を基盤とする健全な社会を築くための無数の知的な努力を重ねてきました。
本企画では、1970年代以来の弾圧の経験を語る記録映画『カーキ色の記憶』を上映するとともに、映画に登場するシリア人短編小説家イブラーヒーム・サミュエル氏に、シリアの短編小説家としての経験や祖国との関係について、また、リーム・ホーリー氏に、女性ジャーナリストとしての経験と祖国観をお話していただきます。
アラブ文学だけでなく、シリア問題や難民問題に関心のある学生や市民の方々にもお越しいただき、現地の知識人との直接的な交流の時間をもてればと願います。
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主催:
・科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる
人文学的、領域横断的研究」(代表者:岡真理)
・科研費若手研究「近現代アラブ思想・文学における「共存」構想とその実践」(代表
者:岡崎弘樹)
・科研費基盤研究(A)「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイショ
ン再考:アジア、米との比較」(代表者:酒井啓子)
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『カーキ色の記憶』
監督・シナリオ・編集:アルフォーズ・タンジュール
2016年/カタール/108分/アラビア語/BD
配給:アップリンク
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/458787784.html
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