“生きる伝説”銀幕の女王マギー・チャン 日本初となる本格的な回顧上映
マギー・チャン レトロスペクティブ
2023年6月16日(金)〜7月13日(木)
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて
2022年12月4日(日)に閉館した渋谷東映プラザ内「渋谷TOEI」跡地にて、6月16日(金)、新たな映画館「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」がオープンしました。こけら落としとして、香港の映画女優であるマギー・チャンの魅力をスクリーンにて再発見する、日本初の本格的回顧上映となる「マギー・チャン レトロスペクティブ」が開催されています。
■「マギー・チャン レトロスペクティブ」公式サイトURL:
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/23_MaggieCheung.html
ウォン・カーウァイ監督作『いますぐ抱きしめたい』(88)、『欲望の翼』(90)への出演をきっかけに演技開眼し、一躍、香港映画を代表する女優としての地位を確立。以降、香港のアカデミー賞と呼ばれる香港電影金像奨で最優秀主演女優賞を最多受賞(5回)しているほか、『ロアン・リンユイ 阮玲玉』(91)でベルリン国際映画祭女優賞、『クリーン』(04)でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞するなどアジアのみならず世界中から称賛される映画女優、マギー・チャン。さらなる活躍、主演最新作を望む声は今なお多いものの、残念ながら『クリーン』以降はスクリーンから遠ざかっている。新作出演が途絶えた今もなお、過去の名場面から「ファンカム」が作られ、TikTokなどのSNSでたびたび若年層に話題になるなど世代を超え影響力を増しており、本プログラム発表時にはSNS上で歓喜の声が湧き上がるなど、その圧倒的な存在感で、映画ファンを魅了してやまない。
すでに発表済みの7作品に加え、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨー、『ラストエンペラー』のヴィヴィアン・ウー、そしてマギー・チャンが豪華共演をはたした『宋家の三姉妹』(1997)、1996年のマギー主演映画を、アサイヤス監督自身がアリシア・ヴィキャンデルを起用して全8話のシリーズとしてセルフリメイクした“マギーへの壮大なラブレター”、TVシリーズ「イルマ・ヴェップ」<エピソード1-8>がラインナップに新たに追加されました。また、作品によって雰囲気をがらりと変えるマギー・チャンの多彩な表情を堪能してもらうべく、ポスターでは『花様年華』(00)の、そしてチラシでは『欲望の翼』(90)の、それぞれ異なる写真がメインを飾るビジュアルに! 映画館の大きなスクリーンにこそふさわしい、規格外のその魅力をぜひともBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にてご堪能ください。
マギー・チャン(張曼玉)プロフィール
1964年9月20日、香港生まれ。8歳で家族と共にイギリスに渡る。香港に戻り、18歳の時に第2位でミス・ワールド香港代表に選ばれたことがきっかけで芸能界入り。『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(85)でのジャッキー・チェンの相手役や、『マギー・チャンのドッカン爆弾娘』(85)など、デビュー当初はおきゃんな役柄が多かったが、ウォン・カーウァイ監督のデビュー作『いますぐ抱きしめたい』(88)以降、演技派として幅広い作品に出演するようになり、1989年『仔猫のように抱きしめて』で香港のアカデミー賞と言われる香港電影金像奨最優秀主演女優賞を初受賞。以降、『ロアン・リンユイ 阮玲玉』(91)、『ラヴソング』(96)、『宋家の三姉妹』(97)、『花様年華』(00)でこれまで5回同賞を受賞しており、最多受賞記録はいまだに破られていない。1930年代に中国で活躍した大女優ロアン・リンユイの半生を描いた『ロアン・リンユイ 阮玲玉』で第42回ベルリン国際映画祭女優賞、元パートナーであるフランスのオリヴィエ・アサイヤス監督作『クリーン』(04)で第57回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞。
《上映作品》
*『欲望の翼 デジタルリマスター版』(90)
*『ロアン・リンユイ/阮玲玉 4K』(91)
*『ラヴソング』(96)
*『イルマ・ヴェップ』(96)
*『宋家の三姉妹』(97)
*『花様年華 4K』(00)
*『クリーン』(04)
*『楽園の瑕 終極版』(08)
*『イルマ・ヴェップ <エピソード1-8>』(22)
●上映スケジュール
https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/23_MaggieCheung.html
【マギー ・ チャン レトロスペクティブ】
6月16日(金)〜7月13日(木)
料金(税込):一般¥1,900 学生¥1,500(平日は学生¥1,200) シニア¥1,200
【サービスデー:毎月1日、毎週火曜日、毎週木曜日(オンライン購入)は¥1,200均一】
★『イルマ・ヴェップ <エピソード1-4>』『イルマ・ヴェップ <エピソード5-8>』はそれぞれ2,000円均一(サービスデー、その他各種割引は対象外)
主催:Bunkamura
協力:U-NEXT、アスミック・エース、アンスティチュ・フランセ、アンプラグド、エルメスジャポン株式会社、東宝東和、ハーク、ビターズ・エンド、
ワーナー ブラザーズ ジャパン合同会社
【上映についてのお問合せ】 Bunkamuraル・シネマ事務所 cinema-office@bunkamura.co.jp
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