今年は映画館、映画祭、オンライン、DVDなど計56本鑑賞できました。去年より若干多いのは山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加出来たから、ですが、なんとコロナ禍で映画祭もオンライン開催…それでも楽しめましたのは関係者皆様のご尽力…ありがとうございました‼︎
本数が少ないので順不同、観た時系列です。
『迷子になった拳』今田哲史監督/ドキュメンタリー
ミャンマーの伝統格闘技「ラウェイ」を巡る物語ですが、なんと私の地元・埼玉大宮も舞台のひとつ…見知った場所が、いちいち登場して興奮。
『ジャイビーム!インドとぼくとお坊さん』竹本泰広監督/ドキュメンタリー
ジャイ・ビームとは万歳ビーム!ビームとはビームラーオ・アンベードカル氏のこと…いまだヒンディー教のカースト制度が猛威を振るうインドで、身分格差を無くすために奮闘したアンベードカル氏の跡を継ぎ、現在では日本人の佐々木僧侶が悪戦苦闘中…そんなの知らなかった…上映会場だった神奈川県大和市のネパール料理屋さん「チャンドラスーリヤ」も素敵すぎました。
『けったいな町医者』毛利安孝監督/ドキュメンタリー
兵庫県で訪問医療をしている長尾和宏医師の日常を追う。もともと長尾和宏さんのファンだったので、劇場公開を知って映画館フォーラム仙台へ駆けつけました☆治療は勿論のことカラオケも上手いドクターでした。
『最後にして最初の人類』ヨハン・ヨハンソン監督
アイスランド出身の偉大なる音楽家(私にとっては…)思い入れがあり過ぎて、いまだに上手く咀嚼できない…。
『1秒先の彼女』チェン・ユーシュン監督
台湾が舞台の恋愛ファンタジーなのに、涙あふれてとまらない…それは私も独り身が長かったから?!
『牛久』トーマス・アッシュ監督/ドキュメンタリー
今年の山形国際ドキュメンタリー映画祭はオンライン開催で、じぶんの小さなパソコン画面で鑑賞したけど、それでも入管の酷さは充分に伝わってきた。2月26日劇場公開‼︎
『千古里の空とマドレーヌ』我妻和樹監督/ドキュメンタリー
『牛久』と同じくヤマガタ・オンラインで鑑賞。宮城県出身の監督が震災前から地元を見つめ続けている姿に、なにより敬服。劇場公開を待ってます‼︎
『燃え上がる記者たち』スシュミト・ゴーシュ、リントゥ・トーマス監督/ドキュメンタリー
同じくヤマガタで。インド・カーストの底辺にいる女性たちがマスコミが取り上げない、でも大事なニュースを取材して報道する…シネマジャーナルに似てませんか?!苦笑
『水俣曼荼羅』原一男監督/ドキュメンタリー
原監督の作品は10代の時からずっと追いかけて観ていて、尊敬する監督のひとり。6時間は確かに長いのだけど、そこはキング・オブ・編集の秦さんのテクニックで飽きさせない、ぐいぐい惹きつける流れになっていて、最後半の石牟礼道子さん登場で涙腺崩壊。
『えんとこの歌』伊勢真一監督/ドキュメンタリー
仙台メディアテーク館長(哲学者の鷲田清一氏)セレクトの上映会で鑑賞。脳性麻痺で寝たきりの遠藤さんを囲む人間模様…私も小学生の時、同級生で脳性麻痺のエミちゃんが居た。自他共に認める仲良しだったのに途中から学校が変わってしまい音信不通に…今はどうしているのだろうか、とても会いたくなった。
新年もコロナ禍で、なかなか外出しづらい状況だけど、やっぱり映画は映画館で観たい‼︎ (千)
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