『四方田犬彦連続映画講座―知られざるパゾリーニ』
<ピエロ・パウロ・パゾリーニ生誕百年記念>
<ピエロ・パウロ・パゾリーニ生誕百年記念>
これは貴重な体験をお約束する特別企画。
映画誌・比較文学研究家 四方田犬彦のとっておきの映画講座。
映画『アポロンの地獄』や『ソドムの市』で知られる映画監督パゾリーニ。だが、その謎の死をはじめ、映画監督以外の顔についてはあまり多くは知られていない。
脚本家、小説家、詩人、思想家として20世紀芸術界に与えた多大な影響。
生誕百年を記念して、日本では見られなかった貴重な資料映像をもとに6回にわたる連続講座。
パゾリーニとは何者か。四方田犬彦がその全貌に迫る。
【期日】3/3,3/10,3/24、3/31,4/7,4/14,の6回。
【時間】毎回18:30から。
【受講料金】1回1300円。6回共通券6000円。
【予約】info@cinemahouseotsuka.com
【講座内容】
第1回 3月3日(木)『パゾリーニはどのような生涯を送ったのか』
パゾリーニ入門。『アポロンの地獄』から『ソドムの市』までの全映画を概観し、その謎めいた死の真相に迫る。
第2回 3月10日(木)『パゾリーニと女性たち』
パゾリーニは母親に聖母マリアを演じさせる一方で、すばらしい女友だちに恵まれていた。亡命ヴァイオリニストから大オペラ歌手、著名な小説家まで、歴代のガールフレンドを紹介。
第3回 3月24日(木)『売れっ子脚本家としてのパゾリーニ』
フェリーニ『カビリアの夜』 ボロニーニ『狂った夜』 ベルトルッチ『殺し』
パゾリーニの手にかかると、どんなフィルムも名作となってしまう
第4回3月31日(木)『パゾリーニとローマの変貌』
パゾリーニは小説と映画を通し、繰り返しローマの貧民窟に生きる若者たちを描いた。日本と同じく、オリンピックに前後して急速な経済成長をとげたイタリア。都市計画のなかで消滅していく<路地>に、熱い眼差しを向け続けた。
第5回 4月7日(木)『イタリアの喜劇王トトの出会い』
一般的なトト主演作品、『月から見た地球』『雲とは何だろう』『パゾリーニの鳥』
第6回 4月14日(木)『革命家イエス・キリスト』
「あらゆるイタリア人はカトリックであり、つまり共産主義者である」と宣言。
『奇跡の丘』『リコッタ』 実現されなかった『聖パオロ』
<パゾリーニにとって聖なるものとは何だったのか>結論
問い合わせはシネマハウス大塚 後藤和夫まで。
03-5972―4130
https://cinemahouseotsuka.com
シネマハウス大塚
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4-7-4-101
(折戸通り 都立文京高校正門前)
ACCESS: https://cinemahouseotsuka.com/access/
●JR大塚駅北口より正面方向のOMO5のわきを通り、都電の線路を超え、
北大塚一丁目の交差点を左に、折戸通りを道なりに進む。
都立文京高校正門の前(徒歩7分)。
●都電荒川線 巣鴨新田より徒歩3分
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