TUFS Cinema 南アジア映画特集『マダム・イン・ニューヨーク』(4/20)
東京外国語大学TUFS Cinema
南アジア映画特集『マダム・イン・ニューヨーク』
https://www.tufs.ac.jp/event/2024/240420_c01.html
日時:2024年4月20日(土)14:00開映(13:30開場、17:00終了予定 )
会場:東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
https://wp.tufs.ac.jp/tufscinema/contact/
プログラム
映画『マダム・イン・ニューヨーク』本編上映(134分)
上映後解説/トーク 松岡 環(アジア映画研究者)
司会 萬宮 健策(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院教授)
★入場無料、事前登録制(先着500名)、一般公開
事前登録フォーム
https://sanda.tufs.ac.jp/event/tc240420form/
*会場での参加登録も可能(満席の場合、事前登録者を優先)
主催:東京外国語大学TUFS Cinema
協力:株式会社 彩プロ
東京外国語大学南アジア研究センター
東京外国語大学多言語多文化共生センター
作品紹介
『マダム・イン・ニューヨーク』 英題:7English Vinglish
監督・脚本 ガウリ・シンデー
音楽:アミト・トリヴェーディー
出演:シュリデヴィ、アディル・フセイン、アミターブ・バッチャン、メーディ・ネプー、 プリヤ・アーナンド
配給: 彩プロ © Eros International Ltd.
2012年/インド/134分/ヒンディー語・英語/日本語字幕:石田泰子
あらすじ
西インドの町プネー。シャシは、夫、娘、息子、姑のいる家庭の主婦として、家事と共に手作り菓子配達の仕事もこなす。だが、夫はそれを妻の道楽としか考えず、娘は母の英語力のなさをバカにする。そんな時、ニューヨークに住むシャシの姉から、長女の結婚式の準備を手伝ってほしいと頼まれる。家族に先駆けてNYに入ったシャシは、ある日カフェで、英語力不足から屈辱的な経験をする。シャシは思い切って英会話学校4週間コースに入学、英語力をつけていくが、家族が予定より早くNYに来てしまった…。
本作について
ごく普通の主婦が、苦手な英語をニューヨークで習得することで、自信と自らの尊厳を取り戻していく物語。ガウリ・シンデー監督が自分の母親をモデルに書いた脚本と、久々にスクリーンにカムバックしたシュリデヴィの演技が、女性を中心に多くの観客の共感を呼んだ。
シュリデヴィはタミル語映画の子役として1967年にデビュー、その後トップスターになったあとヒンディー語映画界に進出、1980・90年代には主演作を次々とヒットさせて、“ワン・ウーマン・インダストリー”と呼ばれたことも。結婚・出産でしばらくスクリーンから遠ざかっていたが、本作ではフェミニズム映画のヒロインとして新たな輝きを放ち、その後の活躍が期待されたものの、2018年2月に急死。日本でも2014年の公開時には来日もしていただけに、多くのファンが突然の死を悼んだ。(松岡 環)
『マダム・イン・ニューヨーク』主演女優シュリデヴィ来日レポート
http://www.cinemajournal.net/special/2014/madame/index.html
シネジャ作品紹介:http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/399951377.html
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