横浜キネマ倶楽部より、第75回上映会のお知らせをいただきました。
大佛次郎没後50年記念上映会。
<<< 第76回上映会のお知らせ >>>
上映作品: 『風船』(1956年/日本映画/モノクロ/110分/ブルーレイ上映)
エゴイスティックな現代の冷たい世界の中、真の幸福は果して何処にあるのだろう。日活自慢の豪華文芸大作!
◆日時:2023年11月18日(土)
上映 : 13時00分~14時50分(12時30分 開場)
講演 : 15時00分~16時00分
講師 : 安川篤子(大佛次郎記念館 研究員)
◆場所:神奈川公会堂⇒ http://kanagawa-kokaido.jp/
〒221-0821 横浜市神奈川区富家町1-3
JR「東神奈川駅」徒歩5分 / 京急「京急東神奈川駅」徒歩5分、東急「東白楽駅」徒歩6分
『風船』
【作品概要】
かつて天才画家と謳われた画壇を捨て、実業界に転じた村上春樹は、今では写真工業会社の社長として大なる地位と確固たる地盤を築いていた。年よりも若く見える妻・房子は、悩みを抱える性質ではなく、かつては質屋通いをして不況の夫を助けた。
【出演】
三橋達也、北原三枝、森雅之、左幸子、芦川いづみ、新珠三千代
【スタッフ】
監督:川島雄三、脚本:川島雄三/今村昌平、原作:大佛次郎
撮影:高村倉太郎、照明:大西美津男、美術:中村公彦、助監督:今村昌平
◆入場料:一般:1,300円(前売1,000円)、障がい者:1,000円(介助者1名無料)
入場券・チケット販売方法
(1)入場券販売場所
有隣堂伊勢佐木町本店、高橋書店(元町)、いづみ書房、ジャック&ベティ(黄金町)、横浜シネマリン(長者町)、岩間市民プラザ(天王町)
(2)チケットぴあ Pコード:553-140(購入は11月17日まで)⇒ https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=553-140
★問い合わせ:080-2554-8023(10~18時)おかだ
主催:横浜キネマ倶楽部 ⇒ https://ykc.jimdofree.com/
後援:横浜市教育委員会/横浜市芸術文化振興財団
協力:大佛次郎記念館
担当:横浜キネマ倶楽部 岡田明紀(090-9373-7559/akino@yk.rim.or.jp)
みんぱくワールドシネマ第55回上映会『最後の渡り鳥たち』
2023年9月30日(土)13:30~16:00(開場13:00)
場所:国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
司会:菅瀬晶子 (国立民族学博物館 准教授)
解説:松原正毅(国立民族学博物館 名誉教授)
料金:要展示観覧券(イベント参加費は不要)
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/45497
国立民族学博物館では、研究者による解説つき映画上映会「みんぱくワールドシネマ」を開催しています。映像から考える〈人類の未来〉をテーマとし、世界の人びとのさまざまな生活・考え方を描いた映画をとおして、よりよい未来を考えていきます。今回の作品は、自然とともに暮らしてきた伝統的な遊牧民の生活が、近代化の波でいかに変化しようとしているかを描いたトルコ映画です。
★第34回 東京国際映画祭(2021年)
アジアの未来でワールドプレミア
『最後の渡り鳥たち』 原題:Turna Misali 英題:The Last Birds of Passage
監督:イフェト・エレン・ダヌシュマン・ボズ
出演:シェンヌル・ノガイラル、ネジメティン・チョバンオウル、ティムル・オルケバシュ
2021年/トルコ/トルコ語/99分/カラー
*物語*
トルコ南部メルスィン。海が遠くに見える高台。
年に2回、夏と冬に400キロの旅をするノマド(遊牧民)も、今や120名(家族?)。
ヤギを追う男や子どもたち。住民から、「なぜ毎日ここを通る?」と言われる。
徒歩での家畜移住禁止令が出る。トラックでヤギを移動させることに遊牧民の女家長ギュルスムは反対。徒歩移動はヨリュク民族の伝統なのだ。
一方、娘ルキエの夫は、ラクダよりもトラクターの方が便利だとギュルスムと対立している。
当局が定住用住宅を建て、25年ローンで売るという。水もお湯も出る。暖房も自動と言われ、膝の悪いギュルスムの夫ジェマルは定住に乗り気だ。
「定住用住宅はコンクリの墓。死ぬ前から行くのか」とギュルスム。
夫と二人で定住住宅を見に行き、先に定住した知り合いの女性たちに会う。洗濯機は水道代が高くつくから手洗いしているという。定住した男も、遊牧が懐かしいという。
フェスティバルでカシュックダンスを踊るノマドたち。
伝統と近代化の間で揺れる中、移動の時期が近づく。
火を焚き、雨が降りますように、草が乾かないよう、高地への旅が続きますようにと祈る。
いよいよテントをたたみ、ラクダに荷を積み出発する・・・
TIFFトークサロンの模様は、こちらでどうぞ!
http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/484960812.html
ピースデイ「9月21日」(白)
ピースデイ制定のために奔走したジェレミー・ギリーのドキュメンタリー『ザ・デー・アフター・ピース』
現在無料公開中: https://www.youtube.com/watch?v=tPUCYVesicw
「世界中で争いのない一日を」と国連が制定した
ピースデイは9月21日。
https://www.cinemo.info/peaceday2023.html
各地で上映会があります。お近くへどうぞ。
★中止になりました シリア人作家の講演会と『カーキ色の記憶』上映会 9/18大阪大学 9/23早稲田大学
★中止のお知らせ★
招聘予定であったイブラーヒーム・サミュエルさんとリーム・ホーリーさんの体調不良により、来日が延期されることになりました。
シリア人作家の講演会と『カーキ色の記憶』上映会のご案内です。
シリアの短編小説家、イブラーヒーム・サミュエルさんと、ジャーナリストのリーム・ホーリーさんをお招きし、大阪大学(9月18日)と早稲田大学(9月23日)にて、両氏の講演会とシリア映画の上映会が開催されます。
★いずれも申込不要・入場無料
◆大阪大学講演会「シリアの短編小説、女性、戦争」
http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3164
【日時】2023年9月18日(月・祝)13:00-17:00
【会場】大阪大学箕面キャンパス・大講義室(1F)
◆早稲田大学講演会「シリアの物語、女性、祖国」
http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3160
【日時】9月23日(土)14:00-18:00(開場13:30)
【会場】早稲田大学 戸山キャンパス 36号館581教室
☆プログラムは、各会場の上記リンク先をご覧ください。
【企画主旨】
シリアでは、半世紀以上にわたる独裁政権の支配とその後の戦争により、何ら未来への展望がみえません。しかし、その内側では、作家やジャーナリストなどが自由を基盤とする健全な社会を築くための無数の知的な努力を重ねてきました。
本企画では、1970年代以来の弾圧の経験を語る記録映画『カーキ色の記憶』を上映するとともに、映画に登場するシリア人短編小説家イブラーヒーム・サミュエル氏に、シリアの短編小説家としての経験や祖国との関係について、また、リーム・ホーリー氏に、女性ジャーナリストとしての経験と祖国観をお話していただきます。
アラブ文学だけでなく、シリア問題や難民問題に関心のある学生や市民の方々にもお越しいただき、現地の知識人との直接的な交流の時間をもてればと願います。
---------------------
主催:
・科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる
人文学的、領域横断的研究」(代表者:岡真理)
・科研費若手研究「近現代アラブ思想・文学における「共存」構想とその実践」(代表
者:岡崎弘樹)
・科研費基盤研究(A)「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイショ
ン再考:アジア、米との比較」(代表者:酒井啓子)
******************************
『カーキ色の記憶』
監督・シナリオ・編集:アルフォーズ・タンジュール
2016年/カタール/108分/アラビア語/BD
配給:アップリンク
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/458787784.html
招聘予定であったイブラーヒーム・サミュエルさんとリーム・ホーリーさんの体調不良により、来日が延期されることになりました。
シリア人作家の講演会と『カーキ色の記憶』上映会のご案内です。
シリアの短編小説家、イブラーヒーム・サミュエルさんと、ジャーナリストのリーム・ホーリーさんをお招きし、大阪大学(9月18日)と早稲田大学(9月23日)にて、両氏の講演会とシリア映画の上映会が開催されます。
★いずれも申込不要・入場無料
◆大阪大学講演会「シリアの短編小説、女性、戦争」
http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3164
【日時】2023年9月18日(月・祝)13:00-17:00
【会場】大阪大学箕面キャンパス・大講義室(1F)
◆早稲田大学講演会「シリアの物語、女性、祖国」
http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3160
【日時】9月23日(土)14:00-18:00(開場13:30)
【会場】早稲田大学 戸山キャンパス 36号館581教室
☆プログラムは、各会場の上記リンク先をご覧ください。
【企画主旨】
シリアでは、半世紀以上にわたる独裁政権の支配とその後の戦争により、何ら未来への展望がみえません。しかし、その内側では、作家やジャーナリストなどが自由を基盤とする健全な社会を築くための無数の知的な努力を重ねてきました。
本企画では、1970年代以来の弾圧の経験を語る記録映画『カーキ色の記憶』を上映するとともに、映画に登場するシリア人短編小説家イブラーヒーム・サミュエル氏に、シリアの短編小説家としての経験や祖国との関係について、また、リーム・ホーリー氏に、女性ジャーナリストとしての経験と祖国観をお話していただきます。
アラブ文学だけでなく、シリア問題や難民問題に関心のある学生や市民の方々にもお越しいただき、現地の知識人との直接的な交流の時間をもてればと願います。
---------------------
主催:
・科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる
人文学的、領域横断的研究」(代表者:岡真理)
・科研費若手研究「近現代アラブ思想・文学における「共存」構想とその実践」(代表
者:岡崎弘樹)
・科研費基盤研究(A)「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイショ
ン再考:アジア、米との比較」(代表者:酒井啓子)
******************************
『カーキ色の記憶』
監督・シナリオ・編集:アルフォーズ・タンジュール
2016年/カタール/108分/アラビア語/BD
配給:アップリンク
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/458787784.html
映像女性学の会 第49回女性監督作品上映会 浜野佐知監督『BODY TROUBLE』
浜野佐知監督作品『BODY TROUBLE-男が女になるビョーキ?』
2023年10月1日(日)13:30~16:00
場所 渋谷男女平等・ダイバーシティセンター
https://shibu-cul.jp/iris
(渋谷区文化総合センター大和田8F)
参加費無料 カンパ歓迎
定員40 名 予約不要
ゲストトーク 浜野佐知さん
■上映作品
『BODY TROUBLE-男が女になるビョーキ?』
(2015年 92分 監督:浜野佐知)
ある朝起きたら男だった主人公が突然女になっていた、というカフカの「変身」のような設定で始まる。
暗い引きこもりのオタクだった裕美は、自分が若い魅力的な女性に変身していることを知る。恐る恐る外に出てみると痴漢やストーカーに付きまとわれ、ネットで相談すると男たちの下卑た答えしか返ってこない。
同じ社会でも、男から見た社会と女が見る社会とでは全く様相が違っていた、というジェンダー・ギャップをテーマにしている。
■監督プロフィール 浜野佐知 徳島県生まれ。71年、ピンク映画で監督デビュー。85年、映画制作プロダクション(株)旦々舎を設立。以後、プロデユーサーを兼任、「性」を女性の側から描くことをテーマに、300本を超える作品を発表。自社制作作品に、『第七官界彷徨-尾崎翠を探して』(1998)、『百合祭』(2001)、『こほろぎ嬢』(2006)、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(2011)、『BODY TROUBLE』(2015)、『雪子さんの足音』(2019)がある。2000年、「第4回・女性文化賞」受賞。2002年、文化庁芸術家海外派遣研修員として渡仏。2005年、「アジア・ヨーロッパ交流基金」の招聘により、フランス、ドイツ、オーストリアを訪問。
著書に『女が映画を作るとき』(平凡社新書)、『女になれない職業』(ころから)
主催 映像女性学の会 お問い合わせは小野まで
(mail:ycinef@yahoo.co.jp ℡:090-9008-1316)
チラシ画像
まとめ (暁)
2023年10月1日(日)13:30~16:00
場所 渋谷男女平等・ダイバーシティセンター
https://shibu-cul.jp/iris
(渋谷区文化総合センター大和田8F)
参加費無料 カンパ歓迎
定員40 名 予約不要
ゲストトーク 浜野佐知さん
■上映作品
『BODY TROUBLE-男が女になるビョーキ?』
(2015年 92分 監督:浜野佐知)
ある朝起きたら男だった主人公が突然女になっていた、というカフカの「変身」のような設定で始まる。
暗い引きこもりのオタクだった裕美は、自分が若い魅力的な女性に変身していることを知る。恐る恐る外に出てみると痴漢やストーカーに付きまとわれ、ネットで相談すると男たちの下卑た答えしか返ってこない。
同じ社会でも、男から見た社会と女が見る社会とでは全く様相が違っていた、というジェンダー・ギャップをテーマにしている。
■監督プロフィール 浜野佐知 徳島県生まれ。71年、ピンク映画で監督デビュー。85年、映画制作プロダクション(株)旦々舎を設立。以後、プロデユーサーを兼任、「性」を女性の側から描くことをテーマに、300本を超える作品を発表。自社制作作品に、『第七官界彷徨-尾崎翠を探して』(1998)、『百合祭』(2001)、『こほろぎ嬢』(2006)、『百合子、ダスヴィダーニヤ』(2011)、『BODY TROUBLE』(2015)、『雪子さんの足音』(2019)がある。2000年、「第4回・女性文化賞」受賞。2002年、文化庁芸術家海外派遣研修員として渡仏。2005年、「アジア・ヨーロッパ交流基金」の招聘により、フランス、ドイツ、オーストリアを訪問。
著書に『女が映画を作るとき』(平凡社新書)、『女になれない職業』(ころから)
主催 映像女性学の会 お問い合わせは小野まで
(mail:ycinef@yahoo.co.jp ℡:090-9008-1316)
チラシ画像
まとめ (暁)