神奈川県立地球市民かながわプラザ(“あーすぷらざ”)にて「ごちゃまぜ映画会」が開催され、東志津監督の『北のともしび ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち』、金聖雄監督の『アリラン ラプソディ〜海を越えたハルモニたち〜』、伊勢真一監督の『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』が上映されます。
様々なジャンルの作品や人々をゲストに迎え、定期的に行われるこの映画会。
今回は、戦争の記憶を描く3本のドキュメンタリー映画を特集。
上映後には、それぞれの監督が製作の背景や作品にまつわる思いを語り合います。
また、3作品に加え、上映の最後には1948年に制作された記録映画『世紀の判決ー東京裁判』も特別上映。貴重な上映の機会です。
「ごちゃまぜ映画会」
https://note.com/isefilm/n/n22aa5d5fdb23
日時:2023年8月6日(日)
10:30〜『北のともしび ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち』(監督:東志津)
13:00〜『アリラン ラプソディ〜海を越えたハルモニたち〜』(監督:金聖雄)
15:45〜『いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム』(監督:伊勢真一)
<上映後トーク 東志津監督×金聖雄監督×伊勢真一監督>
18:00〜『世紀の判決ー東京裁判』(構成・編集 伊勢長之助)
場所:神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)2階プラザホール
(JR根岸線「本郷台」駅 徒歩3分) 地図
料金:<前売り> 1作品1,500円(税込) 一日券3,000円(税込)
<当日> 1作品2,000円(税込) 一日券4,000円(税込)
※ご予約優先制です
ご予約・お問い合わせ:いせフィルム
電話 03-3406-9455 E-mail ise-film@rio.odn.ne.jp
主催:ヒューマンドキュメンタリー映画を観る会
●シネマジャーナルHP 特別記事
『北のともしび ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち』東志津監督インタビュー記事
http://cineja-film-report.seesaa.net/article/490207103.html
●『アリラン ラプソディ〜海を越えたハルモニたち〜』
https://arirangrhapsody.com/
在日コリアンが多く住む川崎市川崎区桜本に生きるハルモニ(おばあさん)たちの姿をとらえたドキュメンタリー。在日二世の金聖雄(キムソンウン)監督が桜本へ20年以上通い撮影。川崎南部で厳しい生活史を刻み、 老いの今を力強く生きてハルモニたちを捉えた作品。
まとめ 暁
『戦車闘争』『続 戦車闘争』連続上映
『続 戦車闘争』
2023年8月5日(土)~18日(金)まで横浜シネマジャック&ベティで公開。それに先立ち、7月29日(土)~8月11日(金)まで、前作『戦車闘争』もリバイバル上映されます。
タイムテーブルはこちら
ベトナム戦争終盤を迎えていた1972年、アメリカ軍は破損した戦車を神奈川県相模原市の相模総合補給廠で修理し、再び戦地に送るべく横浜ノースドックへ輸送していた。それを知って「アメリカの戦争に加担するにはごめんだ!」と、憤った市民が、ノースドック手前で座り込みを敢行。戦車の輸送は断念された。その市民たちに取材したのが前作の『戦車闘争』。『続 戦車闘争』では、新聞記者、カメラマンや主にマスコミ関係者から貴重な証言を集め、報道人たちが見た“もう一つの戦車闘争”が描かれる。そして、闘争の歴史的意義や背景、報道のあり方やその後の影響まで多面的にあぶり出す。また前作製作後に発掘された秘蔵映像も多数収録。
参考資料
『戦車闘争』 シネマジャーナルHP 作品紹介
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/sensha-tousou.html
『戦車闘争』
公式HP https://sensha-tousou.com/
『続 戦車闘争』[戦争]を伝え続けるということ
公式HP https://zokusensha-tousou.com/
『続 戦車闘争』 [戦争]を伝え続けるということ
シネマジャーナルHP 作品紹介
http://cineja4bestfilm.seesaa.net/article/500131428.html
東京外国語大学 TUFS Cinema イラン映画特集『命の葉』 (9/3)
詳細:http://www.tufs.ac.jp/event/2023/230903_c01.html
日時:2023年9月3日(日)14:00開映(13:40開場、16:15終了予定 )
会場:東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
http://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/access.html
プログラム
映画『命の葉』 本編上映(90分)
上映後トーク(45分): 森島 聡(東京外国語大学非常勤講師)
司会 佐々木 あや乃( 東京外国語大学教授)
★入場無料、事前登録制(先着500名)、一般公開
登録フォーム https://sanda.tufs.ac.jp/event/tc230903form/
(満席でなければ、当日、会場でも登録できます)
主催:東京外国語大学TUFS Cinema
共催:イラン・イスラム共和国大使館 イラン文化センター
協力:東京外国語大学多言語多文化共生センター
このイベントは、東京外国語大学 建学150周年記念タイアップイベントです。
『命の葉』 原題 Barg-e Jān
監督・脚本 エプラーヒーム・モフターリー
出 演 者 サイード・プールサミーミー
メフティー・アフマディー
マリヤム・モガッダム
モハンマドレザー・ファルザード
2017年/イラン/90分/ペルシア語
あらすじ
著名なドキュメンタリー映画監督ペイマーンは、成功したがゆえに映画製作への情熱を失いつつあった。場面は、イラン北東部ゴナーバード近郊のサフラン農家の鋤き起こしから始まる。乾いた大地、日干しレンガの家…この土地では水は貴重な共有財産だ。年老いた農夫ラヒームは、離農が進む地域の農業を記録に残すことを望み出演を承諾した。一方、ペイマーンは友人の医師からガンを告知される。死期に直面した彼は、別れた妻との再会、ラヒームの生き方に触れ、この作品の製作に力を注ぎ始める。
本作について
今日のイラン映画は、問題提起をしながら明快な回答を示さず、視聴者の解釈に委ねる作風が多く見られます。本作品もその形式を踏襲しています。日本の多くの皆様にとって、乾燥した大地が広がるイラン北東部の風景、サフラン栽培における給水や夜中の収穫シーン、そして伝統的な雌しべの分別作業の再現シーンが、本作品の見所になるかと思います。
名脇役として知られるサイード・プールサミーミーは、地元方言を話す農夫役を巧みに演じています。ドキュメンタリー撮影の場となる旧家の内部は、演劇の舞台と客席のように演じる者たちにより様々な様相を呈します。また撮影クルーたちが撤収時の車内で合唱するシーンでは、歌詞がルーミーの神秘主義的叙情詩になっており、この国の人々が詩歌を日常的にこよなく愛する様子を的確に表現しています。(森島 聡)
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◎東京外国語大学 府中キャンパス アクセス
http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html
〒 183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1
* JR 中央線 「武蔵境」駅のりかえ西武多摩川線「多磨」 駅下車徒歩 5 分
*京王電鉄 「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分
「東京外国語大学前」下車
府中駅、武蔵野台駅からチュウバス(100円)もあります。
◆TUFS Cinema その他の上映会予定はこちらで!
https://wp.tufs.ac.jp/tufscinema/screening-schedule#Recently
『森聞き』が上映されます
新宿・野鳥の森シアターで柴田昌平監督の『森聞き』が上映されます。
■新宿・野鳥の森シアター
日時:7月17日(月・祝)
11時~『森聞き』
14時~『百姓の百の声』上映&トークショーあり
場所:新宿・野鳥の森シアター (新宿区下落合4-8-30)高田馬場駅より徒歩12分
◎小さなシアターなので予約をお勧めします
https://www.asia-documentary.com/shinjuku.yacho/
※それぞれの映画ごとに料金がかかります。
※『百姓の百の声』上映終了後は、プロデューサー挨拶があります。
『森聞き』
焼畑、杉の種採り、木こり、茅葺屋根の葺き替え、、、
森の名人に認定された4人の老人を高校生が尋ね、名人の仕事、技、人生を聞き書きしています。
名人のお一人、焼畑名人の椎葉クニ子さんが6月に亡くなりました。99才でした。集落内の道を歩いている時も、「これは何という草で、何に効くんだよ」と植物のウンチクを披露。ばあちゃんにとっては雑草はなく、どれも何か意味のある植物でした。はっきりものを言うけど、チャーミングだったクニ子さん。
高校生たちが出会った森の名人に、ぜひスクリーンでお会いください
『百姓の百の声』の上映情報は公式サイトへ
■新宿・野鳥の森シアター
日時:7月17日(月・祝)
11時~『森聞き』
14時~『百姓の百の声』上映&トークショーあり
場所:新宿・野鳥の森シアター (新宿区下落合4-8-30)高田馬場駅より徒歩12分
◎小さなシアターなので予約をお勧めします
https://www.asia-documentary.com/shinjuku.yacho/
※それぞれの映画ごとに料金がかかります。
※『百姓の百の声』上映終了後は、プロデューサー挨拶があります。
『森聞き』
焼畑、杉の種採り、木こり、茅葺屋根の葺き替え、、、
森の名人に認定された4人の老人を高校生が尋ね、名人の仕事、技、人生を聞き書きしています。
名人のお一人、焼畑名人の椎葉クニ子さんが6月に亡くなりました。99才でした。集落内の道を歩いている時も、「これは何という草で、何に効くんだよ」と植物のウンチクを披露。ばあちゃんにとっては雑草はなく、どれも何か意味のある植物でした。はっきりものを言うけど、チャーミングだったクニ子さん。
高校生たちが出会った森の名人に、ぜひスクリーンでお会いください
『百姓の百の声』の上映情報は公式サイトへ
シネマハウス大塚 特別企画 『越境し挑発し続ける映画監督・足立正生+1』
長いパレスチナ生活から帰還した映画監督・足立正生が帰国後創った作品を多彩なゲストとトークします。
【企画意図】
2022年7月8日の安倍元首相暗殺事件を速やかに映画化し、9月27日の国葬の日に上映をして見せた過激な映画監督足立正生。
新作『REVOLUTION+1』で足立が問いかけたものとは何だったのか。
27年間日本に不在だった映画作家が、帰郷後描こうとした日本とは。
日本に帰還して作られた3作品と、かつて「連続射殺魔」と呼ばれた永山則夫の足跡を追った『略称・連続射殺魔』を一気に上映し、監督のトークとともに足立映画が今問いかけるものに迫る。
【上映日時と上映作品】
7月15日(土)16日(日)17日(月祭)
8月4日(金)5日(土)6日(日)
11時30分開場
12時開映『幽閉者 テロリスト』(113分) 13時53分終映
14時15分『断食芸人』(104分) 15時59分終映
16時15分『略称・連続射殺魔』(86分)17時41分終映
18時『REVOLUTION+1』(75分)19時15分終映
19時20分よりトークイベント
シネマハウス大塚 アクセス
https://cinemahouseotsuka.com/access/
【作品解説】
『略称・連続射殺魔』1969年(86分)
1968年、4都道府県で発生した拳銃による連続殺人事件。19歳の犯人(永山則夫)が見たであろう風景だけを綴った異色のドキュメンタリー。
『幽閉者・テロリスト』2007年(112分)
1972年“リッダ空港事件”の主犯の一人岡本公三をモデルに、足立監督も体験した幽閉という迷宮を描いた問題作。主演・田口トモロヲ。
『断食芸人』2016年(104分)
原作フランツ・カフカの短編「断食芸人」。ある日商店街に突然現れた男。無言で続ける断食が引き起こす奇想天外な不条理劇。主演・山本浩司。
『REVOLUTION+1』2022年(75分)
安倍元首相の狙撃事件を基に、彼が犯行に至った足跡を大胆に描いた問題作。彼が歩んできた暗闇と求めたものとは何か?主演・タモト清嵐。
【トークゲスト】
7月15日、四方田犬彦(映画誌・比較文学研究科)
7月16日、山崎裕(撮影監督)
7月18日、小野沢稔彦(映画プロデューサー・批評家)
8月4日、平沢剛(映画批評家・研究者)
8月5日、宮台真司(社会学者)
8月6日、後藤和夫(シネマハウス大塚館長・映像作家)
【料金】(すべて税込み)
各作品 1,000円。
『REVOLUTION+1』のみ1,300円(トーク込み)
4本+トーク券3,500円
トークのみ500円。
【予約・問い合わせ】
info@cinemahouseotsuka.com
後藤和夫まで
シネマハウス大塚 イベントのページ
https://cinemahouseotsuka.com/event/