「シネマハウス大塚」館長の後藤和夫様より、『四方田犬彦連続映画講座―シオニズムとパレスチナ』のご案内をいただきました。
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これは貴重な体験をお約束する特別企画。
映画誌・比較文学研究家 四方田犬彦のとっておきの映画講座。
2004年、イスラエル・テルアヴィヴ大学に客員教授として赴任した四方田は、現地のスピルバーグ・ユダヤフィルム・アーカイヴなどで、数多くのイスラエル映画、パレスチナ映画を研究した。その豊富な映像体験を元に、音と映像をめぐる考察、その研究成果を問う。
シオニズムとは何か、それを映画はどのように表現してきたか。また、シオニストに対抗するパレスチナの抵抗運動はどう表現されてきたか。
四方田犬彦が所蔵する資料映像をもとに6回にわたる連続講座が始まる
【期日】9/17,10/1,10/22,11/5,11/26,12/10の6回。
【時間】毎回18:00から。
【会場】シネマハウス大塚
https://cinemahouseotsuka.com
【受講料金】1回1300円。6回共通券6000円。
【予約】info@cinemahouseotsuka.com
【講座内容】
第1回 9月17日(金)シオニズムのプロパガンダ映画
20世前半にはシオニストの手によって、入植を喧伝するプロパガンダ映画が次々と制作された。
第2回 10月1日(金)パレスチナの抵抗は他者によっていかに描かれたか。
世界は1968年以降のパレスチナ解放闘争に注目した。ゴダール、若松孝二と足立正生、山口淑子(李香蘭)といった映画人。
第3回 10月22日(金)パレスチナ人は大厄難をどう描いたか。
1948年の国家イスラエル建設は、パレスチナ側からは「ナクバ」(大厄難)を呼ばれる。この歴史的事件をイスラエル側とパレスチナ側の監督たちがどう描いてきたか。
第4回11月5日(金)パレスチナのカリスマ映画人 バクリ
バクリはイスラエル国籍のパレスチナ人で、ジェニンで大虐殺が起きると、秘かに彼の地に潜入し、証言ドキュメンタリーを監督。
第5回 11月26日(金)世界を放浪するパレスチナ人 スレイマン
スレイマンはイスラエル国籍のパレスチナ人で、『D.I.』や『天国にちがいない』の監督。
第6回 12月10日(金)ベイルートの眼差し サアブ
数多くのパレシチナ難民を引き受けてきたベイルート。ジョスリーン・サアブは4この苦悶の首都の物語を証言してきた。
クルドの吟遊詩人を巡る映画『Voices from the homeland』オンライン上映会
クルドの吟遊詩人、デングベジュたちの物語をめぐるドキュメンタリー映画『Voices from the homeland 地図になき、故郷からの声』のオンライン上映会をご紹介します。
日時:2021年8月29日(日)13:00~
会場:Zoomを用いたオンライン開催
【主催】
・科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者:長沢栄治(東京外国語大学))
・科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(研究代表者:岡真理(京都大学))
登録フォーム
https://forms.gle/f7XFRLbm8cAj5iCx8
『Voices from the homeland 地図になき、故郷からの声』
監督:中島 夏樹
2021年, クルド語・トルコ語・日本語, 60分
デングベジュは、伝統的なクルドの語り部であり、歌い手である。クルド人の母語であるクルド語は、トルコにおいて長いこと禁止されてきた。
それでも、デングベジュたちはいにしえの言葉、クルド語で歌い続け、人びとの記憶と心の叫びを声にのせ、物語として語り継いできた。
土に埋められた秘密のカセットテープを、40年探し続けるひとりのデングベジュ。
子どもたちをトルコ人と同じように育てることで彼らを守ろうとした、村で最後のデングベジュ。
物語を語り継ぐデングベジュたちの「物語」にのせて届けられた彼らの声は、いま、クルド人の新たな物語が紡がれている日本で解き放たれた。
【スケジュール】
13:00-13:20 解説:中島 由佳利氏
13:20-14:20 映画上映
休憩(10分)
14:30-15:30 講演:中島 夏樹氏、磯部 加代子氏
15:30-16:00 質疑応答
【登壇者紹介】
◆中島 夏樹 Natsuki NAKAJIMA
作曲家、映像作家。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現科修了。2018年、株式会社MAGNETICA studio設立。
◆磯部 加代子 Kayoko ISOBE
クルド文学翻訳家、トルコ語通訳。訳書に、ムラトハン ムンガン編『あるデルスィムの物語―クルド文学短編集』さわらび舎, 2017年 他。
◆中島 由佳利 Yukari NAKAJIMA
ノンフィクションライター。クルド人問題研究家。クルドを知る会メンバー。著書に『新月の夜が明けるとき―北クルディスタンの人びと』新泉社, 2003年 他。
【問い合わせ先】
イスラーム・ジェンダー学科研事務局( office@islam-gender.jp )
http://islam-gender.jp/news/337.html
日時:2021年8月29日(日)13:00~
会場:Zoomを用いたオンライン開催
【主催】
・科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者:長沢栄治(東京外国語大学))
・科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(研究代表者:岡真理(京都大学))
登録フォーム
https://forms.gle/f7XFRLbm8cAj5iCx8
『Voices from the homeland 地図になき、故郷からの声』
監督:中島 夏樹
2021年, クルド語・トルコ語・日本語, 60分
デングベジュは、伝統的なクルドの語り部であり、歌い手である。クルド人の母語であるクルド語は、トルコにおいて長いこと禁止されてきた。
それでも、デングベジュたちはいにしえの言葉、クルド語で歌い続け、人びとの記憶と心の叫びを声にのせ、物語として語り継いできた。
土に埋められた秘密のカセットテープを、40年探し続けるひとりのデングベジュ。
子どもたちをトルコ人と同じように育てることで彼らを守ろうとした、村で最後のデングベジュ。
物語を語り継ぐデングベジュたちの「物語」にのせて届けられた彼らの声は、いま、クルド人の新たな物語が紡がれている日本で解き放たれた。
【スケジュール】
13:00-13:20 解説:中島 由佳利氏
13:20-14:20 映画上映
休憩(10分)
14:30-15:30 講演:中島 夏樹氏、磯部 加代子氏
15:30-16:00 質疑応答
【登壇者紹介】
◆中島 夏樹 Natsuki NAKAJIMA
作曲家、映像作家。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現科修了。2018年、株式会社MAGNETICA studio設立。
◆磯部 加代子 Kayoko ISOBE
クルド文学翻訳家、トルコ語通訳。訳書に、ムラトハン ムンガン編『あるデルスィムの物語―クルド文学短編集』さわらび舎, 2017年 他。
◆中島 由佳利 Yukari NAKAJIMA
ノンフィクションライター。クルド人問題研究家。クルドを知る会メンバー。著書に『新月の夜が明けるとき―北クルディスタンの人びと』新泉社, 2003年 他。
【問い合わせ先】
イスラーム・ジェンダー学科研事務局( office@islam-gender.jp )
http://islam-gender.jp/news/337.html
ロシア・中央アジア映画上映会『カブールの孤児院』*オンライン
筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」による、中央アジアの文化とSDGsへの理解促進のためのオンラインによる第2回ロシア・中央アジア映画上映会をご紹介します。参加無料。どなたでも参加できます。
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上映作品:『カブールの孤児院』
シャフルバヌ・サダト監督
2019年、90分
ダリー語・ロシア語・ヒンディー語・ウルドゥー語/日本語字幕付き
日時:令和3年8月20日(金)18:00〜20:00
会場:オンライン (Zoom、ULIZA)
17:45 Zoom開場 ※お早めにお入りください
18:00 作品解説 「映画で見るアフガニスタンの社会と言語─ソ連・中央アジアとの関係を通して─」(筑波大学UIA梶山祐治)
18:25 上映会場開場
18:30 映画『カブールの孤児院』(90分)上映(~20:00)
<申込フォーム>(定員500名)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_G-GNdj7kS4Whu1BoEswWHg
ご登録後、入室のための URL をお送りいたします。
主催:筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」
協力:日本・中央アジア友好協会(JACAFA),筑波大学 国際局,学生部, グローバルコミュニケーション教育センター社会貢献委員会, スーパーグローバル大学事業推進室, 地域研究イノベーション学位プログラム,人文・文化学群,社会・国際学群
(案内文より)
第2回目となる今回は、アフガニスタンの首都カブールの孤児院を舞台とした、シャフルバヌ・サダト監督の映画『カブールの孤児院』を日本初上映いたします。
冷戦期、地政学上の観点から東西両陣営に重要視されたアフガニスタンは、常に他国の干渉にさらされてきました。10年にわたる軍事介入からソ連軍が撤退を決めた1989年、国内に多く残された孤児たちの姿を通して、現代アフガニスタンの諸問題を深く考えさせる作品です。
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上映作品:『カブールの孤児院』
シャフルバヌ・サダト監督
2019年、90分
ダリー語・ロシア語・ヒンディー語・ウルドゥー語/日本語字幕付き
日時:令和3年8月20日(金)18:00〜20:00
会場:オンライン (Zoom、ULIZA)
17:45 Zoom開場 ※お早めにお入りください
18:00 作品解説 「映画で見るアフガニスタンの社会と言語─ソ連・中央アジアとの関係を通して─」(筑波大学UIA梶山祐治)
18:25 上映会場開場
18:30 映画『カブールの孤児院』(90分)上映(~20:00)
<申込フォーム>(定員500名)
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_G-GNdj7kS4Whu1BoEswWHg
ご登録後、入室のための URL をお送りいたします。
主催:筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」
協力:日本・中央アジア友好協会(JACAFA),筑波大学 国際局,学生部, グローバルコミュニケーション教育センター社会貢献委員会, スーパーグローバル大学事業推進室, 地域研究イノベーション学位プログラム,人文・文化学群,社会・国際学群
(案内文より)
第2回目となる今回は、アフガニスタンの首都カブールの孤児院を舞台とした、シャフルバヌ・サダト監督の映画『カブールの孤児院』を日本初上映いたします。
冷戦期、地政学上の観点から東西両陣営に重要視されたアフガニスタンは、常に他国の干渉にさらされてきました。10年にわたる軍事介入からソ連軍が撤退を決めた1989年、国内に多く残された孤児たちの姿を通して、現代アフガニスタンの諸問題を深く考えさせる作品です。