2019年鑑賞作品まとめ  佐伯和哉

2019年は重複なしで160本の作品を映画館で鑑賞できました。
日本映画53本、外国映画ではインド映画8本と韓国映画6本は例年よりも多めで、全体的に豊作だった印象です。
ネット配信の会社が作品を制作するケースが増えてきて、ネット限定で配信される作品が増えてきました。『ROMA/ローマ』や『アイリッシュマン』のように限定的であっても劇場公開されれば良いのですが、これらの作品を対象にするのか悩ましくなります。
以下、明確に順位はつけずに気に入った作品を列挙します。

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(C)2017 Fechner Films - Fechner BE - SND - Groupe M6 - FINACCURATE - Auvergne-Rhone-Alpes Cinema

【外国映画】
『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』重たい展開も実話ならではの迫力。“存在するものを消す”CGの使い方は、時代劇では定番だろうけども、宮殿の制作過程を追うために使うのにも納得。人の生きた証とは何だろうと考えてしまう。
『ウトヤ島、7月22日』3.11の直後ということで日本ではよく知られていない事件であるが、今の世界情勢に繋がる恐ろしさを秘めた事件。本作が被害者側の視点から描いているのに比べて、犯人側から同じ事件を扱った配信限定作品(『7月22日』ポール・グリーングラス監督)との見比べも面白かった作品。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』映画のつくり方を変えて、映画の楽しみ方を変えて、映画というビジネスをも変えてしまったシリーズの区切りとしての作品を作るのは大変なプレッシャーであったと思うので、素直に拍手を送りたい。
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』おかしい、そんなはずはないという直感に基づきはするが、徹底して事実の裏取りをする。これぞジャーナリズム。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』単発の映画ではない大河シリーズを成り立たせてしまった点は功罪両面あると思いつつも、次が楽しみになる作品。今作は大団円としてのカタルシスが得られるので評価できる。
『ヒンディー・ミディアム』他国の文化に触れることができるのも映画の醍醐味。「きっと、うまくいく」でも描かれていたインドの教育問題が、よくできたコメディ映画になって楽しめた。
『プライベート・ウォー』21世紀の「戦場のはらわた」と言っても良い作品。政府の広報を垂れ流すだけのメディア批判も強く、ジャーナリズムの本質も問いかけている作品。
『ROMA/ローマ』映像作品がネット配信されることによって、映画とテレビの役割も変化していくなかで、映画館で映画を観るということについて改めて意味を感じさせてくれる作品。
『ちいさな独裁者』実話をベースにしながら、残虐性・権威主義・絶対服従について戦場という特殊な環境で描いていくが、企業で行われる組織ぐるみの不正だって根は同じということを考えさせられる作品。
『運び屋』人間の承認欲求について考えさせられた作品。

【日本映画】
『新聞記者』あくまでもフィクションという名の真実のドラマ。これが映画だから作れるという事実。主人公を日系韓国人ハーフのアメリカ育ちに設定することで、同調圧力に屈しやすい日本人の特性を浮かび上がらせている点が素晴らしい。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』2時間50分がまったく長くないし、リンのエピソードが足されることで、手が入っていないはずの従来のシーンから受ける印象が変化して、より一層“世界の片隅”感が増すという驚きの体験。
『翔んで埼玉』絶対にうまくいくわけがないと思われる漫画原作の映画化を、まさかのキャスティングで成功させてしまった。「テルマエロマエ」と並んで、日本の漫画文化と映画文化の融合を感じさせる作品。ただし、これらの作品に埋もれて、数多の漫画原作のクズ作品があることを忘れてはいけない・・
『蜜蜂と遠雷』原作者恩田陸がパンフに寄せた言葉「能動的に音楽に向き合うことが少なくなった」時代に、必死に音楽に向き合っている若者たちを描く内容に心を打たれる作品。役者たちの演技が光った。
『天気の子』災厄が起こって、なんやかんやで元通りになってめでたしめでたし・・でいいのか?という新海監督のメッセージはわからんでもないが、“大丈夫”のひとことで片付けて良い話でもないとは思う。しかし、新海ブランドの映像は相変わらず素晴らしいし、作品としてのカタルシスは他の作品では得難いもの。
『空の青さを知る人よ』縛られたのは土地なのか人なのか。様々な理由で夢追いを諦めた組に対して、夢追いを諦めなかったはずなのに負い目を持つ慎之介が、高校生ならではの怖れ知らずの真っ直ぐさを30過ぎて突きつけられても対応できないもどかしさが痛すぎる作品。
『主戦場』何度も繰り返されている論点を可能な限り公平に扱おうとしている姿勢が感じられる。どうしても一方の言い分が雑すぎて、彼らの主張を信じる勢力が絶えないことが信じられない。知れば自ずと見える筈。
『旅のおわり世界のはじまり』淡々と仕事するカメラマン、訳知り顔で投げやりなディレクター、ADらしいAD、感情を押し殺して仕事する通訳といった面々のキャスティングが良い。前田敦子は別に好きではないが、この作品は彼女自身が今演じることで意味のある作品になった。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形』OVA二本分をまとめて劇場版にしたという体裁の公開方法だが、二本が連続した話になっており、二部構成の話として楽しめる。吉田玲子の脚本が効いている。

【2019年のおバカ作品たち】※おススメする人を選ぶが、抜群に楽しい作品たち
『ハッパGOGO 大統領極秘指令』カナダより先に大麻合法化を行ったウルグアイで実際に起きた社会情勢を背景に、裏で起きていた“かもしれない”ファクトとフェイクがミックスされたモキュメンタリー形式のおバカ映画。前大統領まで出演させてしまうはじけっぷり。ただし日本の裏側に位置するウルグアイの事情に疎いから、どこからが冗談なのかわかりにくい。そこがまた笑える。
『ハッピー・デス・デイ』『ハッピー・デス・デイ 2U』誕生日に殺されてしまい、なぜか同じ一日を何度も繰り返す。ループしていくほどに、事態を避けようとして行動がはじけていく主人公が楽しすぎる。ほろっとさせるシーンがあるのもおバカ要素としては大切。続編では単なる超常現象ではなくて、謎解き展開に持っていったのがGoodでおバカの上塗り!1作目の父との和解さえもひっくり返してしまうおバカ展開に脱帽。
『テルアビブ・オン・ファイア』紛争地帯であっても日常はある。そういう視点の作品もあると思うが、それがテレビドラマという非現実。民族闘争の複雑さをそのまま作品に投影させながらも番組制作の裏側のドタバタに絡めてさらっと描くところが楽しい。ラストの解決策が何ともおバカでありながら反戦を主張する作品。
『感染家族』「ウォームハート」のような設定を使いながら、東洋人らしいエゴイズムが作品のスパイス。ゾンビウィルスの発生原因に対する描写が不足していたのは残念。
『バイス』「記者たち」とセットで観るとさらに楽しめる作品。クリスチャン・ベールのなりきりっぷりに脱帽。
『パラサイト 半地下の家族』ここ数年のカンヌ映画祭は弱者視点であったり、格差社会にスポットを当てた作品に注目している。本作もその流れに乗って受賞したのであろう。前半のコメディ展開から後半のネタバレ厳禁部分への導入部の、ゾクゾクする感覚が忘れられない。クライマックスである父親がとる行動の動機については、納得はしてもちょっと弱い気がする。
『愛と銃弾』ナポリ歌謡をフィーチャーした音楽が妙にハマるクライムコメディミュージカル。
『マッキー』「バーフバリ」がヒットしたS.S.ラージャマウリ監督の2012年作品。椅子からずり落ちそうになって、笑いにひきつりながら観てしまう。

以上

「浅く2019年映画を振り返って」内田 佳奈子

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1 『パラサイト 半地下の家族』 年末最後の試写だったのですが、非常に面白かったです。スマップやオバマ大統領も大絶賛。ポン・ジュノ監督とソン・ガンホさんのタッグ映画で、カンヌでも満場一致で作品賞をもらった実力作品。内容もユニーク。

2 YOSHIKI投資の映画『ブライトバーン 恐怖の拡散者』 配給が楽天の第一弾という映画である。新鋭監督と衣装係の奥さんとの素敵な作品の主題歌に、ビリー・アイリッシュを起用。現在世界でトップシンガーとなっているのも話題に。

3 NETFLIX『アースクエイクバード』 リドリー・スコット監督で、アカデミー賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル主演。EXILEの小林直己も出演。190ヵ国1億2500万人が見るという映画市場。映画の方向性が変わってきた作品のひとつでは?

4『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』 実際スターウォーズは好きではなかった映画だが、プロデューサーさんの意気込みや主演女優デイジー・リドリーのかっこよさに、全作品分鑑賞し直そうと思った作品。最終ということだがどうでしょうか。全作品出演のC-3PO役のアンソニー・ダニエルズさんの品のよさも演技に出ていた(実際来日にての印象です)。

5『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 ブラッド・ピッドとレオナルド・ディカプリオ共演。タランティーノ監督のジョークや思い、すべて理解したうえで出来上がっている映画だと思った。ブラッド・ピッドとディカプリオの競演が話題を呼び、タランティーノ監督の結婚とタラちゃん2世誕生が話題にもなった。60年代の街並みが懐かしい作品。

6 ディズニー『マレフィセント2』 ハリウッドを代表するオスカー女優&監督にして、パートナーであるブラッド・ピット(2014~2016)と共に様々な慈善活動を行い、自らの体のことを勇気を持って告白し、世界中から尊敬と支持を集めているアンジェリーナ・ジョリー。アンジェリーナ・ジョリーさんがすごく怖いイメージだったけれど、貫禄があった。役どころがイメージにぴったりだと思った。

8『i 新聞記者 ドキュメント』 思いのほか口コミでヒットした。籠池さん夫婦が出ていたり、TBS記者の上司の事件のご本人の記者さんが出ていたりで、注目を浴びた映画のひとつだった。

『男はつらいよ お帰り寅さん』 1969年からの「男はつらいよ」シリーズで50周年となった作品。前作より22年ぶりの作品で新撮になった映画。4Kデジタル修復で見事に新たな「男はつらいよ」が描かれている。

10『翔んで埼玉』 空想上でしか存在しないようなキャラクターをGACKTが見事に演じている。漫画・パタリロで有名な魔夜峰央のギャグがまさかの実写映画化。ここまで馬鹿げたことを行う面白さが反対に映画を見終わってスッキリ晴れやかになった映画だった。

もっといっぱいあるけれど内容が深くなくてすみません。

2019年 ベスト映画  米原 弘子

昨年映画館で鑑賞した100本の中から邦画、外国映画10本ずつ選出しました。
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(C)One Goose

【邦画】

『メランコリック』
アイデアと作り手の勢いだけでたとえ有名俳優が出演していなくともこれだけ面白い映画が作れるという『カメラを止めるな!』を彷彿させる作品で大変面白かった。バイト先の銭湯は殺人&遺体処理場だった!!なんていったい誰が思いついたのだろう。ま、確かに掃除は簡単だし死体も処理しやすいわな、なんてね。

『愛がなんだ』
自分のことさえままならないのになぜ価値観も生き方も違う他人を好きになるのか。そもそも好きになるってどういうこと? 愛って何? 今泉監督は『サッドティー』にも通じる普遍的問題を掲げる。金麦飲みながらうどんと水餃子と筑前煮を食べたくなる。食べ物が美味しそうな映画は傑作というマイ定説はまた立証された。

『よこがお』
もしヒロインが日常に潜む落とし穴に陥らなかったら、おそらく死ぬまで人に優しく人を信じることを良しとする生き方をしていただろう。心の闇はどん底にある時にむき出しになるのだ。『アンチポルノ』で一皮むけた感の筒井真理子の演技と美しさに釘付けになってしまった。

『楽園』
閉塞感溢れる集落の地域性と人間関係に名張毒ぶどう酒事件のことを思い出しやりきれない思いに。今いる場所、人と人との巡り合わせで運命が狂ってしまう絶望感を瀬々監督は直接的な表現を避けつつ見事に描いてみせる。役者では杉咲花の上手さに舌をまいた。

『殺さない彼と死なない彼女』
4コマ漫画が原作だそうだが、アイドル出演のキャンキャンした学園ものとは一線を画す、3つのストーリーが織りなすちょっと変でちょっと切なくてかなり魅力的な青春物語。若手俳優が皆同じ顔に見えてしまう中、個性的な魅力を放つ桜井日奈子と間宮祥太朗が良かった。自然光で撮ったというフィルターがかかっているような柔らかい映像も印象的。

『岬の兄妹』
自閉症の妹の売春を斡旋する障碍者の兄。清貧という言葉は現実には通用しないことをとことん突きつける。汚い、不愉快、吐き気。落ちるところまで落ちると人間は人間でなくなるのか。それでも生きる、どうしても生きる。腹立たしいことに次第に彼らが愛おしくなる。好きにはなれないが必見の問題作。

『洗骨』
ガレッジセールのゴリが本名で監督した作品。遺体が風化した4年後に親族がその骨を洗うという沖縄の儀式を初めて知る。死が家族を結びつけ次の世代へと命を繋いでいく。随所にちりばめられた笑いも品があり心地よく観ることができた。脇では大島蓉子の存在感に圧倒される。鈴木Q太郎もいい味を出していた。

『ある船頭の話』
オダギリジョーという名を差し引いても、自然を見る目、そして登場人物の過去・未来を暗示する一瞬の表情を切り取ってみせるこの監督の力は確かだと思う。時代の変化や文明の波が人間性を変えてしまう喪失感が胸に迫る。一部説明的な台詞が気になるものの心に残る監督デビュー作となった。

『宮本から君へ』
この作品の世界にはご近所迷惑という概念はないのか! とイラついた時点で私は愚直に、世間体を顧みずに、ただひたすら目の前の人の為に生きることができない類の人間なのだと思う。登場人物の爆発的生命エネルギーを具現化しているので観ている方はヘトヘトに。演じる俳優たちも大変だったろう。

『主戦場』
現在の日本が異常事態であるという報道が毎日のように流れ暗澹たる気持ちになっているところにトドメを刺すドキュメンタリーを観てしまった。カルト集団に統治される日本。重要書類が改ざんされ都合の悪い記憶は消えてしまうこの国で歴史的真実に到達することは所詮無理なのだと思った。観るべし。

【外国映画】

『ファースト・マン』
死と向き合った男がたどり着いた場所は国の威信も人間の驕りも何もない、命の存在を超えた静寂だけが横たわる「空(くう)」の世界だった。全世界が注目した第一歩は家族の涙に支えられたものだったのだと思うと胸が熱くなる。ライアン・ゴズリングの抑えた演技が光る。

『ゴールデン・リバー』
見逃さなくて良かった1本。金、権力、そして父親を含めた絶対的支配から解放される男たちの物語。4人が心を通わせ自由を味わう姿にこの時間が永遠に続くよう祈らずにはいられなかった。役者が皆素晴らしい。特にジョン・C・ライリーね、史上最高にカッコいいライリー!

『ROMA/ローマ』
世界は音で溢れ返っていることを体感。特にラストの海のシーンでは撮影の凄さはもちろん波音に自分も海に飲み込まれるのではないかと錯覚を起こしてしまった。辛いことがあっても感情を表に出さないクレオが束の間見せる微笑に心から彼女の幸せを祈ってしまった。劇場で観るべしの1本。

『女王陛下のお気に入り』
女王をめぐる寵愛・権力争奪戦を描いているというよりもその醜悪さを前面に出した至ってシンプルな展開で、だからこそ女優たちそれぞれの演技が際立ち面白く観た。中でもラスト、踏まれ続けられる兎の運命から逃れられないことを悟ったエマ・ストーンの表情ですよ。『ラ・ラ・ランド』より100倍素晴らしい。

『アメリカン・アニマルズ』
大学生による希少本強奪事件の実話映画化。ドラマと当事者たちのインタビューを合わせた構成。ついに一線を超えた時のヒリヒリ具合と比例するかのように彼女が受けた屈辱と恐怖が、若さゆえの愚かさというだけでは済まされない取り返しのつかなさとともに胸に迫る。笑えないのに面白い。

『SHADOW/影武者』
山水画のような映像美を堪能。スローモーションで描かれる傘のアクションは雨の雫が生きているように見え、これはアジア映画ならではの表現だと思った(傘アクションに入る前にいちいち入る腰捻りウォーキングは必要なのかというツッコミは置いておいて)。ラストに向かっての怒涛の展開に息を呑み終了後には思わずため息。アート好きも必見の大作。

『荒野の誓い』
キッチリと作られた端正な西部劇で素晴らしかった。人々の増悪と死が支配する時代、旅を続ける中で憎しみから悔恨の念へと揺れる感情と、相手が同じ痛みを持つ人間であるということを理解していく過程が繊細に描かれている。ラストが秀逸で傷を抱えながらも未来へと踏み出す主人公に胸アツ。

『ブラック・クランズマン』
レイシズムに対する憤りを感じつつアダム・ドライバーとジョン・D・ワシントンのバディ感が最高で胸躍る一本。二人の素晴らしい化学反応を堪能、面白かった! で終わると思いきやこれで済むと思うな、厳しい現実はまだ続いているんだ! という監督のメッセージに茫然としてしまう。感服。

『シャザム!』
ビリーと母親との最後のふれあい場面、状況や台詞は同じなのに彼の記憶と事実との落差に涙。ビリーのような境遇の子供にとって幼い頃の思い出は美化され、それにすがっていきていくしかないのだ。明るいヒーローものとはいえ中身はシビア。血は水より濃くない。子育て中の親御さんに全力で勧めたい一本。

『ある少年の告白』
父は自分の弱さを知り、母は抑圧から目覚め、子はそのままの自分でも愛されることを知る。家族が葛藤を超えそれぞれの気づきを得るまでの物語で見応えあった。それにしても自由の国アメリカで現在も多くの同性愛者矯正施設が存在する現実に愕然。救いのはずの教義が歪む恐ろしさ。

2019ベストテン(白)

暮れに「映画野郎」さんから「恒例のベストテンの締め切り今晩です」とお知らせがありました。
わわわメッセージ見逃していました。
送っていただいた200本のタイトルの中から慌てて選んだのがこれ。『蜜蜂と遠雷』はなかったけれど入れた(へへへ)。
「映画野郎」さん向けの作品邦画洋画こみ10本で難しかった。
シネジャ用のは別に書きますね。

1位:新聞記者
2位:i-新聞記者ドキュメント-
3位:家族を想うとき
4位:ブラック・クランズマン
5位:宮本から君へ
6位:蜜蜂と遠雷
7位:パラサイト 半地下の家族
8位:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
9位:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
10位:アベンジャーズ/エンドゲーム

ここまで大晦日に書きました。ラジオで紅白を聞きつつ。(白)

*追記(2020.1.12)

映画野郎さんからベストテンのメルマガが届き、facebookにも発表になったのでここに書いてもいいかな。
メルマガもなかなか濃い内容で毎回面白いです。
申し込みはこちら。
https://www.mag2.com/m/0001536793.html

【2019年度 映画野郎ベストテン】

1位:ジョーカー【R15+】 118点
2位:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド【PG12】 95.5点
3位:アベンジャーズ/エンドゲーム 77.5点
4位:グリーンブック 56点
5位:アイリッシュマン【PG12】 55点
6位:宮本から君へ【R15+】 50点
7位:クリード 炎の宿敵 47点
8位:パラサイト 半地下の家族【PG12】 46点
9位:スパイダーマン:スパイダーバース 45点
10位:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 36点

イラン革命のドキュメンタリー映画『自由のために』上映会(1/10)

東京外国語大学ペルシア語専攻主催で、イラン革命のドキュメンタリー映画『自由のために Bara-ye Azadi』上映会が開催されます。
3度目の上映となりますが、鈴木均様によるパワーアップした解説付きです。
昨年の上映会の模様はこちらでご覧ください。
http://cinemajournal.seesaa.net/article/463646371.html
シュプレヒコールがとても音楽的で、イラン人の詩心を感じました。

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ペルシア語専攻主催 ドキュメンタリー映画で追体験する革命の鼓動

日時:2020年1月10日(金)14:20-17:30

上映作品:『自由のために Bara-ye Azadi』(1979 年制作)

監督:ホセイン・トラービー Hosein Torabi

上映時間:109分/35ミリフィルムからDVDに変換、カラー

※この映画はナレーション等がないため、配布資料に基づき上映中に補足説明を行います。

会場:東京外国語大学 研究講義棟101教室

参加費無料、一般公開、事前申込不要

詳細はこちら
http://www.tufs.ac.jp/event/2019/191225_1.html


◎東京外国語大学 府中キャンパス アクセス
http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html
〒 183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1
* JR 中央線 「武蔵境」駅のりかえ西武多摩川線「多磨」 駅下車徒歩 5 分
*京王電鉄 「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分
「東京外国語大学前」下車  
 府中駅、武蔵野台駅からチュウバス(100円)もあります。





posted by sakiko at 10:26Comment(0)上映会